ミツカドシカクイ 三つ角四角藺
Flora of Mikawa
カヤツリグサ科 Cyperaceae ハリイ属
学 名 |
Eleocharis wichurae Boeck. form. petasata (Maxim.) H.Hara synonym Eleocharis petasata (Maxim.) Zinserl. |
花 期 | 7~10月 |
高 さ | 30~60㎝ |
生活型 | 多年草 |
生育場所 | 湿地 |
分 布 | 在来種 北海道、本州、四国、九州、朝鮮、中国、ロシア |
撮 影 | 幸田町 06.9.30 |
和名はシカクイに似て、茎の断面が三角形であることに由来する。三角の四角藺の意である。シカクイの品種として分類されている。
多年草、高さ30~60㎝。短い匍匐枝を出し、株は叢生する。茎は断面が鋭三角形。茎頂に1個の小穂をつけ、小穂は長さ8~17㎜。鱗片は長さ3~4㎜、先端が円頭。痩果は長さが1.2~1.5㎜。刺針状花被片は長さが果実の約1.5倍、下向きの小刺毛が密生する。花期は7~10月。
シカクイは匍枝を出さず、茎の断面が四角形、鱗片の先がやや尖り、鈍頭。北海道のものは別系統の可能性もあると指摘されている。
ヤマイは小穂の基部に苞がある。
多年草、高さ30~60㎝。短い匍匐枝を出し、株は叢生する。茎は断面が鋭三角形。茎頂に1個の小穂をつけ、小穂は長さ8~17㎜。鱗片は長さ3~4㎜、先端が円頭。痩果は長さが1.2~1.5㎜。刺針状花被片は長さが果実の約1.5倍、下向きの小刺毛が密生する。花期は7~10月。
シカクイは匍枝を出さず、茎の断面が四角形、鱗片の先がやや尖り、鈍頭。北海道のものは別系統の可能性もあると指摘されている。
ヤマイは小穂の基部に苞がある。