シブカワシロギク 渋川白菊
Flora of Mikawa
キク科 Asteraceae シオン属
学 名 | Aster rugulosus Maxim. var. shibukawaensis Kitam. et Murata |
花 期 | 8~11月 |
高 さ | 30~50㎝ |
生活型 | 多年草 |
生育場所 | 林縁 |
分 布 | 在来種(渋川の固有変種) 愛知県、静岡県 |
撮 影 | 浜松市 15.10.7 |
浜松市北区渋川付近でだけ見られるサワシロギクの変種。
地下茎が横に這わず、茎葉は先が尖る。 渋川では広く見られる。大きい株は茎が束生し、花期にも根生葉を残すものが多い。茎が束生しない小株も多く、根生葉も見当たらないものもある。茎葉の先はよく尖るが、まれに鈍いものもある。頭花は3~10個の舌状花があり、7~8個が多い。渋川に近い愛知県側の蛇紋岩地にも良く似たものが見られる。
母種のサワシロギクは湿地に生え、地下茎が湿地の中を横に這って広がる。茎は細く、直立し、分枝が少なく、まばらに毛がある。葉は長さ7~17㎝、幅1~1.5㎝の線状披針形、やや硬く、ざらつき、縁にまばらに低い鋸歯がある。頭花は茎頂に散房状にまばらにつき、直径2~3㎝、舌状花が7~12個(8個程度が多い)つく。舌状花は雌性、白色、しだいに淡紅色に変わり、花柱は白色、先が2裂して、線形。筒状花は花冠の先が5裂して裂片がコイル状に曲がり、初め黄色、次第に脱色し淡緑色になり、柱頭は白色。総苞は長さ4.5~5㎜、総苞片は3列、外片は短い。痩果は長さ約3㎜。冠毛は長さ約4㎜、褐色を帯びる。2n=18
地下茎が横に這わず、茎葉は先が尖る。 渋川では広く見られる。大きい株は茎が束生し、花期にも根生葉を残すものが多い。茎が束生しない小株も多く、根生葉も見当たらないものもある。茎葉の先はよく尖るが、まれに鈍いものもある。頭花は3~10個の舌状花があり、7~8個が多い。渋川に近い愛知県側の蛇紋岩地にも良く似たものが見られる。
母種のサワシロギクは湿地に生え、地下茎が湿地の中を横に這って広がる。茎は細く、直立し、分枝が少なく、まばらに毛がある。葉は長さ7~17㎝、幅1~1.5㎝の線状披針形、やや硬く、ざらつき、縁にまばらに低い鋸歯がある。頭花は茎頂に散房状にまばらにつき、直径2~3㎝、舌状花が7~12個(8個程度が多い)つく。舌状花は雌性、白色、しだいに淡紅色に変わり、花柱は白色、先が2裂して、線形。筒状花は花冠の先が5裂して裂片がコイル状に曲がり、初め黄色、次第に脱色し淡緑色になり、柱頭は白色。総苞は長さ4.5~5㎜、総苞片は3列、外片は短い。痩果は長さ約3㎜。冠毛は長さ約4㎜、褐色を帯びる。2n=18