サワシロギク 沢白菊
Flora of Mikawa
キク科 Asteraceae シオン属
学 名 | Aster rugulosus Maxim. synonym Doellingeria rugulosa (Maxim.) G. L. Nesom |
花 期 | 8~10月 |
高 さ | 40~60㎝ |
生活型 | 多年草 |
生育場所 | 日当たりのよい酸性湿地 |
分 布 | 在来種(日本固有種) 本州、四国、九州 |
撮 影 | 黒河湿地 01.9.29 |
地下茎が湿地の中を横に這って広がる。茎は細く、直立し、分枝が少なく、まばらに毛がある。葉は長さ7~17㎝、幅1~1.5㎝の線状披針形、やや硬く、ざらつき、縁にまばらに低い鋸歯がある。頭花は茎頂に散房状にまばらにつき、直径2~3㎝。舌状花は7~12個(8個程度が多い)つき、白色、しだいに淡紅色に変わる特徴がある。総苞は長さ4.5~5㎜、総苞片は3列、外片は短い。痩果は長さ2.2~2.6㎜、熟すと総苞が開出する。冠毛は長さ3~4.5㎜、褐色を帯びる。2n=18
シブカワシロギク Aster rugulosus var. shibukawaensisは蛇紋岩地の乾いた礫地又は草地に生える。横に這う地下茎がなく、葉先が尖る。浜松市の渋川が基準産地である。
シブカワシロギク Aster rugulosus var. shibukawaensisは蛇紋岩地の乾いた礫地又は草地に生える。横に這う地下茎がなく、葉先が尖る。浜松市の渋川が基準産地である。