サワヒヨドリ 沢鵯

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Flora of Mikawa

キク科 Asteraceae ヒヨドリバナ属

中国名 林泽兰 lin ze lan
学 名 Eupatorium lindleyanum DC. var. lindleyanum
Eupatorium lindleyanum DC  広義
サワヒヨドリの花
サワヒヨドリの花
サワヒヨドリの花
サワヒヨドリの葉裏の腺点
サワヒヨドリ
サワヒヨドリ葉
花 期 8~10月
高 さ 40~80㎝
生活型 多年草
生育場所 湿った山野、湿地
分 布 在来種  日本、朝鮮、中国、ロシア、ミャンマー、フィリピン
撮 影 長ノ山湿原  02.9.22
湿地に生え、直立する。葉は対生し、長さ6~12㎝、幅1~2㎝の披針形~狭長楕円形、鈍頭、葉の縁に不揃いな低い鋸歯があり、ほぼ無柄。 葉脈は3行脈であり、明瞭。葉の両面に曲がった毛が散生し、葉裏には腺点が密生する。頭花は5個の小花からなり、密な散房花序となる。総苞は長さ約5㎜。総苞片は2列。花の色は淡紅紫色~白色。2n=20,30,40
 変異が多く分類が困難である。茎などに開出した長毛があるのはケブカサワヒヨドリという。
 毛が多く、葉脈が5行脈であるのは海岸型のハマサワヒヨドリ。
 葉の裏の腺点が無いものはホシナシサワヒヨドリ。
 葉が3全裂し、6個の輪生のように見えるものはミツバサワヒヨドリである。
 また、ヒヨドリバナとの雑種ができやすく、雑種はミツバヒヨドリバナといわれている。ヒヨドリバナに近いもの(ヒヨドリバナのようで3行脈がある。)やサワヒヨドリに近いもの(サワヒヨドリのようで葉柄が明瞭。)など様々である。