サクラバハンノキ 桜葉榛の木
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Flora of Mikawa
カバノキ科 Betulaceae ハンノキ属
[中国] | 江南桤木 jiang nan qi mu |
学 名 | Alnus trabeculosa Hand.-Mazz. |
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
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
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花 期 | 2~3月 |
高 さ | 10~20m |
生活型 | 落葉小又は高木 |
生育場所 | 湿地、沢地 |
分 布 | 在来種 本州(岩手県、新潟県以南)、九州(宮崎県)、中国 |
撮 影 | 北山湿地 06.6.4 花:13.3.6 |
国のレッドリストでは「準絶滅危惧種」、愛知県では生育地も個体数も多いため、リスト外。和名は湿地に生えるハンノキの仲間であって葉がサクラに似ていることに由来する。沢沿いの林の中や湿地周辺でまれに見られ、沢沿いの林の中では樹高が高く、幹だけしか観察できないことがほとんどである。田原町にある黒河湿地には低い木があり花が観察できる。
幹は灰褐色、滑らかで、樹皮に割れ目は入らない。長い葉柄があり、互生する。葉は長さ5~9㎝の卵状楕円形~長楕円形、不揃いの細鋸歯。葉の基部はハンノキより広い楔形~ 心形、先は鋭尖頭。葉脈が網状脈まではっきり見え、主脈は裏面に特に隆起する。側脈は9~12対。葉の表面は光沢があり、裏面はほぼ無毛、あっても脈状にわずかに毛がある程度。若葉では葉脈が赤紫色になることが多い。雌雄同株。樹皮はなめらか。雌雄同株。葉の展開前に開花する。雄花序は枝先に垂れ下がってつき、雌花序は雄花序の下方につく。果穂は長さ約2㎝の卵状惰円形。果鱗は長さ約3.5㎜の扇形。堅果は長さ3~4㎜、幅2~2.5㎜、堅果の1/4の幅の翼がある。
幹は灰褐色、滑らかで、樹皮に割れ目は入らない。長い葉柄があり、互生する。葉は長さ5~9㎝の卵状楕円形~長楕円形、不揃いの細鋸歯。葉の基部はハンノキより広い楔形~ 心形、先は鋭尖頭。葉脈が網状脈まではっきり見え、主脈は裏面に特に隆起する。側脈は9~12対。葉の表面は光沢があり、裏面はほぼ無毛、あっても脈状にわずかに毛がある程度。若葉では葉脈が赤紫色になることが多い。雌雄同株。樹皮はなめらか。雌雄同株。葉の展開前に開花する。雄花序は枝先に垂れ下がってつき、雌花序は雄花序の下方につく。果穂は長さ約2㎝の卵状惰円形。果鱗は長さ約3.5㎜の扇形。堅果は長さ3~4㎜、幅2~2.5㎜、堅果の1/4の幅の翼がある。