リンボク
Flora of Mikawa
バラ科 Rosaceae サクラ属 ウワミズザクラ亜属
別 名 | ヒイラギカシ、カタザクラ |
中国名 | 刺叶桂樱 ci ye gui ying |
学 名 | Prunus spinulosa Sieb. et Zucc. synonym Laurocerasus spinulosa (Sieb. et Zucc.) C.K.Schneid. |
花 期 | 9~10月 |
高 さ | 5~10m |
生活型 | 常緑高木又は小高木 |
生育場所 | 照葉樹林内などの湿気の多い場所 |
分 布 | 在来種 本州(関東地方以西)、四国、九州、沖縄、中国 |
撮 影 | 岡崎市 11.7.25 |
以前はバクチノキ亜属(subgen. Laurocerasus)に分類されていたが、サクラ属(genus Prunus)・ウワミズザクラ亜属(subgen. Padus)に分類されている。
常緑高木又は小高木。高さ5~10m。樹皮は紫色を帯びた黒褐色、横に長い皮目があり、ヤマザクラに少し似ている。葉は互生し、長さ5~8㎝の狭長楕円形~狭倒卵形、無毛。葉先は尾状に尖り、基部は楔形、表面には光沢がある。若木の葉には針状の鋸歯があり、ヒイラギに似ている。老木では葉が全縁。葉縁が強く波打ち、縁に半透明の縁取りがある。密腺は葉身の基部にあるが、不明瞭。葉柄は長さ8~10㎜。花は高い梢の葉脇の総状花序に多数つく。花は直径約5㎜、白色5弁花、多数の雄しべが突き出る。萼は長さ約1.5㎜の杯形。果実は長さ約1㎝の惰円形の核果で、紫褐色~黒紫色に熟す。花期は9~10月。
バクチノキは樹皮がはがれ、葉先が尾状にならず、縁に鋭い鋸歯があり、密腺が葉柄にある。
常緑高木又は小高木。高さ5~10m。樹皮は紫色を帯びた黒褐色、横に長い皮目があり、ヤマザクラに少し似ている。葉は互生し、長さ5~8㎝の狭長楕円形~狭倒卵形、無毛。葉先は尾状に尖り、基部は楔形、表面には光沢がある。若木の葉には針状の鋸歯があり、ヒイラギに似ている。老木では葉が全縁。葉縁が強く波打ち、縁に半透明の縁取りがある。密腺は葉身の基部にあるが、不明瞭。葉柄は長さ8~10㎜。花は高い梢の葉脇の総状花序に多数つく。花は直径約5㎜、白色5弁花、多数の雄しべが突き出る。萼は長さ約1.5㎜の杯形。果実は長さ約1㎝の惰円形の核果で、紫褐色~黒紫色に熟す。花期は9~10月。
バクチノキは樹皮がはがれ、葉先が尾状にならず、縁に鋭い鋸歯があり、密腺が葉柄にある。