オツメクサ(ハマツメクサに似たツメクサ)
Flora of Mikawa
ナデシコ科 Caryophyllaceae ツメクサ属
学 名 | Sagina japonica (Sw.) Ohwi |
花 期 | 3~7月 |
高 さ | 2~20㎝ |
生活型 | 1、2年草 |
生育場所 | 道端、草地 |
分 布 | 在来種、日本全土、朝鮮、中国、台湾、インド、チベット、ヒマラヤ |
撮 影 | 田原市 12.3.15 |
海岸でハマツメクサと確信して採取したものの種子にツメクサのような円柱状の突起があるものがあった。詳細が不明であるが、品種として分類されているらしいオツメクサではないかと思われる。3月に蒴果があり、ハマツメクサと同じように越冬している。
葉は、厚く、ハマツメクサより幅が広く、2~3㎜ほどある。葉の基部は膜状に合着し、托葉はない。葉の腺毛はほとんどない。萼や花柄に短い腺毛がある。花はなかったが、閉鎖花と思われるものがあり、白色の5弁花。蒴果はほぼ球形。種子は長さ0.38~0.45㎜(実測)、褐色で、表面に円柱形の突起がある。
沿海地など乾いた場所でよく見られるハマツメクサは葉がやや厚く、全体に腺毛が多く、上部の葉にも腺毛がある。種子はやや大きく、表面が平滑であるか、又は不規則な版画の削り痕のようであり、円柱形の突起はない。
アライトツメクサはイトツメクサに似て4数性であり、腺毛がない。
葉は、厚く、ハマツメクサより幅が広く、2~3㎜ほどある。葉の基部は膜状に合着し、托葉はない。葉の腺毛はほとんどない。萼や花柄に短い腺毛がある。花はなかったが、閉鎖花と思われるものがあり、白色の5弁花。蒴果はほぼ球形。種子は長さ0.38~0.45㎜(実測)、褐色で、表面に円柱形の突起がある。
沿海地など乾いた場所でよく見られるハマツメクサは葉がやや厚く、全体に腺毛が多く、上部の葉にも腺毛がある。種子はやや大きく、表面が平滑であるか、又は不規則な版画の削り痕のようであり、円柱形の突起はない。
アライトツメクサはイトツメクサに似て4数性であり、腺毛がない。