ニシキハギ 錦萩
Flora of Mikawa
マメ科 Fabaceae ハギ属
学 名 | Lespedeza thunbergii (DC.) Nakai subsp. thunbergii 'Nipponica' Lespedeza nipponica Nakai Lespedeza japonica L.H. Bailey 'Nipponica' |
花 期 | 8~10月 |
高 さ | 1~2m |
生活型 | 落葉低木 |
生育場所 | 道端、草地、林縁 |
分 布 | 栽培品種 【ビッチュウヤマハギ:本州(中部以西)、四国、九州、朝鮮、中国】 |
撮 影 | 新城市 09.9.3 |
全国で栽培されている園芸品種である。ビッチュウヤマハギ Lespedeza japonica L.H.Bailey var. japonica
forma angustifolia (Nakai) Murata を起源としたものと推定されていたが、他の種との交雑も考えられ、変異の幅が広い。
茎は直立し、よく分枝する。葉は互生し、3出羽状複葉。小葉は円形、先は鈍頭。葉の両面に宿存する細かい伏毛があるのが特徴。花序は基部の葉より突き出るが、ヤマハギほど出ない。花は紅紫色。竜骨弁は長く、前に突き出し、翼弁は竜骨弁より短い。萼は4裂し、萼歯の先が尖り、萼歯が萼筒より長い。萼歯には濃色の3脈が目立つ。
ヤマハギは葉表が若葉のときを除き無毛で、萼歯が萼筒よりかなり短い。マルバハギは花序が短くて葉の基部からあまり突き出ず、竜骨弁が短く、ほとんど前に突き出ない。また、萼歯の先端が針状に尖る。ミヤギノハギはニシキハギと同じように萼歯が萼筒より長いが、萼歯の脈が目立つのは1本だけであり、翼弁の長さが竜骨弁より短く、開花時に斜上する。ツクシハギは変異も多いが、普通、花の色が薄く、淡紅紫色で、旗弁が竜骨弁より短く、萼歯の幅が広く、萼歯と萼筒がほぼ同長。
茎は直立し、よく分枝する。葉は互生し、3出羽状複葉。小葉は円形、先は鈍頭。葉の両面に宿存する細かい伏毛があるのが特徴。花序は基部の葉より突き出るが、ヤマハギほど出ない。花は紅紫色。竜骨弁は長く、前に突き出し、翼弁は竜骨弁より短い。萼は4裂し、萼歯の先が尖り、萼歯が萼筒より長い。萼歯には濃色の3脈が目立つ。
ヤマハギは葉表が若葉のときを除き無毛で、萼歯が萼筒よりかなり短い。マルバハギは花序が短くて葉の基部からあまり突き出ず、竜骨弁が短く、ほとんど前に突き出ない。また、萼歯の先端が針状に尖る。ミヤギノハギはニシキハギと同じように萼歯が萼筒より長いが、萼歯の脈が目立つのは1本だけであり、翼弁の長さが竜骨弁より短く、開花時に斜上する。ツクシハギは変異も多いが、普通、花の色が薄く、淡紅紫色で、旗弁が竜骨弁より短く、萼歯の幅が広く、萼歯と萼筒がほぼ同長。