ネズミサシ 鼠刺し
Flora of Mikawa
ヒノキ科 Cupressaceae ビャクシン属
別 名 | ネズ(杜松)、ムロ、モロノキ |
中国名 | 杜松 du song |
英 名 | needle juniper, temple juniper |
学 名 | Juniperus rigida Siebold et Zucc. |
花 期 | 4月 |
高 さ | 5~10m |
生活型 | 常緑低木~小高木 |
生育場所 | 丘陵地、山地 |
分 布 | 在来種 本州(岩手県以南)、四国、九州、朝鮮、中国 |
撮 影 | 新城市 13.10.21 |
ネズミサシはビャクシン属の小高木、岩の多い斜面や尾根などのややせ地や砂地に生える。
常緑低木~小高木。高さ5~10m。幹は直立し、灰色を帯びた赤褐色、樹皮が薄く繊維状に剥がれる。葉は3個ずつ輪生し、長さ10~20㎜、幅約1㎜の針形、先が鋭く尖り、基部に関節がある。葉の断面は三角形、葉表に深い溝があり、溝の中に白色の気孔帯がある。雌雄異株。雄花は長さ4~5㎜、楕円形、黄褐色。雌花は緑色、3個の先が尖った鱗片がある。球果は3個の種鱗が肉質に肥厚し合着したものであり、直径6~8㎜の液果状、翌年の10月に黒紫色に熟し、白色のロウ質物に覆われる。種子は長さ4~5㎜の惰円形、表面に樹脂のかたまりがつく。2n=22。花期は4月。
品種) 'Gin Variegated' , 'Hikari' , 'Pendula'(Weeping Temple Juniper) , 'Prostrata' , 'Wansdyke Spreader'
ハイネズは匍匐性の低木。球果が直径8~10㎜と大きい。
常緑低木~小高木。高さ5~10m。幹は直立し、灰色を帯びた赤褐色、樹皮が薄く繊維状に剥がれる。葉は3個ずつ輪生し、長さ10~20㎜、幅約1㎜の針形、先が鋭く尖り、基部に関節がある。葉の断面は三角形、葉表に深い溝があり、溝の中に白色の気孔帯がある。雌雄異株。雄花は長さ4~5㎜、楕円形、黄褐色。雌花は緑色、3個の先が尖った鱗片がある。球果は3個の種鱗が肉質に肥厚し合着したものであり、直径6~8㎜の液果状、翌年の10月に黒紫色に熟し、白色のロウ質物に覆われる。種子は長さ4~5㎜の惰円形、表面に樹脂のかたまりがつく。2n=22。花期は4月。
品種) 'Gin Variegated' , 'Hikari' , 'Pendula'(Weeping Temple Juniper) , 'Prostrata' , 'Wansdyke Spreader'
ハイネズは匍匐性の低木。球果が直径8~10㎜と大きい。