ネバリノギラン 粘り芒蘭
Flora of Mikawa
キンコウカ科 Nartheciaceae ソクシンラン属
学 名 | Aletris foliata (Maxim.) Bureau et Franch. Metanarthecium foliatum Maxim. |
花 期 | 4~7月 |
高 さ | 20~40㎝ |
生活型 | 多年草 |
生育場所 | 山地、亜高山の草地 |
分 布 | 在来種(日本固有種) 北海道、本州、 四国、九州 |
撮 影 | 東館山高山植物園 05.7.31 |
キンコウカ科はユリ科から分割された。和名の由来はノギランに似て花穂が粘ることから。志賀高原には多い。
葉は長さ10~25㎝、幅約2㎝で叢生する。花序は総状で、壷形の花を多数つける。花や花茎に腺毛があり、さわると粘る。花は長さ6~8㎜の倒卵状壺形。花被片は6個、黄緑色~黄褐色、先がやや開くだけであまり開かず、ノギランよりかなり地味である。雄しべは6個、葯は橙色。蒴果は長さ約5㎜の惰円形。2n=52
タイワンノギラン Aletris glabra は中国、台湾、インド(シッキム)に分布する。花被片がやや小さい。
葉は長さ10~25㎝、幅約2㎝で叢生する。花序は総状で、壷形の花を多数つける。花や花茎に腺毛があり、さわると粘る。花は長さ6~8㎜の倒卵状壺形。花被片は6個、黄緑色~黄褐色、先がやや開くだけであまり開かず、ノギランよりかなり地味である。雄しべは6個、葯は橙色。蒴果は長さ約5㎜の惰円形。2n=52
タイワンノギラン Aletris glabra は中国、台湾、インド(シッキム)に分布する。花被片がやや小さい。