ナツノタムラソウ 夏の田村草
Flora of Mikawa
シソ科 Lamiaceae アキギリ属
学 名 | Salvia lutescens (Koidz.) Koidz. var. intermedia (Makino) Murata Salvia lutescens (Koidz.) Koidz. form. lobatocrenata (Makino) G.Nakai |
花 期 | 6~8月 |
高 さ | 20~70㎝ |
生活型 | 多年草 |
生育場所 | 林内、林縁 |
分 布 | 在来種(日本固有種) 本州(神奈川県、東海地方、近畿地方) |
撮 影 | 新城市 13.8.21 |
茎は直立し、断面が四角形、無毛又は軟毛が生える。葉は対生し、1~2回(稀に3回)羽状複葉、。小葉は卵形~楕円状卵形~披針形、先が鋭頭、縁は鈍鋸歯、葉表には短軟毛が散生し、葉藁には腺点がある。葉柄は長さ3~7㎝、基部に長軟毛が開出する。花茎の先に長さ10~20㎝の穂状の花序を伸ばし、花をまばらに輪生する。花穂軸は無毛又は開出する軟毛があり、稀に腺毛が混じる。花冠は長さ8~10㎜青紫色、外面に短毛がある。萼は花時に長さ3~4㎜の鐘形、先は2唇形、開出する軟毛があり、ときに腺毛が混じる。萼は果時には大きくなり、長さ約6㎜になる。果実は4分果。
ウスギナツノタムラソウ var. lutescens はナツノタムラソウの母種、花が淡黄色。
ミヤマナツノタムラソウ(別名ケナツノタムラソウ) var.
crenata は本州(埼玉県、神奈川県、山梨県。長野県、岐阜県、福井県)に分布し、頂小葉が広卵形~円形、鈍頭~円頭。花穂軸や萼に白軟毛が密生し、腺毛が混じることが多い。ただし、ナツノタムラソウと中間的なものも見られる。
シマジタムラソウは本州(岐阜県、愛知県、三重県)に分布し、小葉が卵形、先が鈍頭、鈍鋸歯。花は淡青紫色。
アキノタムラソウは雄しべが上唇に沿い、下向きに先が曲がる。
ウスギナツノタムラソウ var. lutescens はナツノタムラソウの母種、花が淡黄色。
ミヤマナツノタムラソウ(別名ケナツノタムラソウ) var.
crenata は本州(埼玉県、神奈川県、山梨県。長野県、岐阜県、福井県)に分布し、頂小葉が広卵形~円形、鈍頭~円頭。花穂軸や萼に白軟毛が密生し、腺毛が混じることが多い。ただし、ナツノタムラソウと中間的なものも見られる。
シマジタムラソウは本州(岐阜県、愛知県、三重県)に分布し、小葉が卵形、先が鈍頭、鈍鋸歯。花は淡青紫色。
アキノタムラソウは雄しべが上唇に沿い、下向きに先が曲がる。