ナンバンカラムシ 南蛮茎蒸
Flora of Mikawa
イラクサ科 Urticaceae カラムシ属
別 名 | マオ、マオラミー |
中国名 | 苎麻 zhu ma |
英 名 | false nettle ,ramie ,Chinese grass |
学 名 | Boehmeria nivea (L.) Gaudich. var. nivea Boehmeria nivea (L.) Gaudich. var. tenacissima auct. non (Gaudich.) Miq. |
花 期 | 8~9月 |
高 さ | 60~200㎝ |
生活型 | 多年草 |
生育場所 | 道端、荒地 |
分 布 | 在来種(帰化種) 本州(関東地方以西)、四国、九州、朝鮮、中国、台湾、インド、ネパール、ブータン、カンボジア、ラオス、タイ、ベトナム、インドネシア |
撮 影 | 幡豆町 09.8.26 |
中国から渡来し、繊維用に栽培されたものが野生化したものとも考えられている。在来種のカラムシと交雑したものも多いといわれ、カラムシに比べ大型である。カラムシの和名をクサマオとし、カラムシをナンバンカラムシの別名とする見解もある。
茎、葉柄、葉裏の脈上に開出した白毛が密生する。特に茎の上部では密生が著しい。葉は互生し、長さ7~15㎝、幅6~12㎝の卵円形、葉裏に綿毛が密生し、白色に見える。集散花序の枝は基部から分枝し、果時には密集して垂れ下がる。雌雄同株。雌花は2個の花被片が合着して花被筒となり痩果を包む。雄花は花被片4個、雄しべ4個。
カラムシ Boehmeria nipononivea は葉の幅がやや狭く、茎や葉柄の毛が斜上毛であり、茎下部の葉裏の綿毛がないことが多い。
ラミー var. tenacissima は中国などで栽培され、ナンバンカラムシよりさらに大型である。中国名は青叶苎麻(qing ye zhu ma)。
茎、葉柄、葉裏の脈上に開出した白毛が密生する。特に茎の上部では密生が著しい。葉は互生し、長さ7~15㎝、幅6~12㎝の卵円形、葉裏に綿毛が密生し、白色に見える。集散花序の枝は基部から分枝し、果時には密集して垂れ下がる。雌雄同株。雌花は2個の花被片が合着して花被筒となり痩果を包む。雄花は花被片4個、雄しべ4個。
カラムシ Boehmeria nipononivea は葉の幅がやや狭く、茎や葉柄の毛が斜上毛であり、茎下部の葉裏の綿毛がないことが多い。
ラミー var. tenacissima は中国などで栽培され、ナンバンカラムシよりさらに大型である。中国名は青叶苎麻(qing ye zhu ma)。