ナガイモ 長芋
Flora of Mikawa
ヤマノイモ科 Dioscoreaceae ヤマノイモ属
英 名 | Chinese yam, cinnamon vine |
中国名 | 薯蓣 shu yu |
学 名 | Dioscorea polystachya Turcz. Dioscorea batatas Decne. Dioscorea oppositifolia L. |
花 期 | 7~8月 |
高 さ | つる性 |
生活型 | 多年草 |
生育場所 | 栽培種 |
分 布 | 在来種 日本、朝鮮、中国 |
撮 影 | 豊田市 07.9.15 |
中国原産の栽培種であり、逸出して、野生化しているものも見られる。写真は林縁の道端で見られたもの。
日本の栽培種はほとんどが雄株で、雌株は少ない。葉をつぶした時や花にシナモンのような香りがあり、U.S.Aではcinnamon vineとも呼ばれる(香りは未確認)。
中国の薯蓣 shu yuはナガイモとやや芋が異なり、ナガイモは日本原産のものもあるという説と。古い時代に中国から渡来したとする説がある。
根茎は太い円柱状。茎や柄は紫色を帯びることが多い。葉は茎の基部では互生し、上部では対生し、長さ3~7(16) ㎝、幅 2~7(14)㎝、ヒメドコロに似て基部が張り出す。葉柄は2~3㎝。雌雄異株。雄花序は(2)3~5(8)個が集まって直立し、長さ2~5(8)㎝。雄花は外花被片3個に包まれ、ほぼ球形。外花被片は長さ1.3~2㎜、幅0.8~1.2㎜、緑黄色。内花被片はやや小さい。雄しべは6個。花の基部に長さ約1㎜の苞がある。 雌花序は1個又は2~3個が集まり垂れ下がり、長さ5㎝以下。果実は幅(1.2)1.7~2㎝、翼の幅は0.7~1.5㎝。 ヤマノイモと同じような珠芽(むかご)をつける。
日本の栽培種はほとんどが雄株で、雌株は少ない。葉をつぶした時や花にシナモンのような香りがあり、U.S.Aではcinnamon vineとも呼ばれる(香りは未確認)。
中国の薯蓣 shu yuはナガイモとやや芋が異なり、ナガイモは日本原産のものもあるという説と。古い時代に中国から渡来したとする説がある。
根茎は太い円柱状。茎や柄は紫色を帯びることが多い。葉は茎の基部では互生し、上部では対生し、長さ3~7(16) ㎝、幅 2~7(14)㎝、ヒメドコロに似て基部が張り出す。葉柄は2~3㎝。雌雄異株。雄花序は(2)3~5(8)個が集まって直立し、長さ2~5(8)㎝。雄花は外花被片3個に包まれ、ほぼ球形。外花被片は長さ1.3~2㎜、幅0.8~1.2㎜、緑黄色。内花被片はやや小さい。雄しべは6個。花の基部に長さ約1㎜の苞がある。 雌花序は1個又は2~3個が集まり垂れ下がり、長さ5㎝以下。果実は幅(1.2)1.7~2㎝、翼の幅は0.7~1.5㎝。 ヤマノイモと同じような珠芽(むかご)をつける。