ナガボノアカワレモコウ 長穂の赤吾木香

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Flora of Mikawa

バラ科 Rosaceae ワレモコウ属

中国名 细叶地榆 xi ye di yu
学 名 Sanguisorba tenuifolia Fisch. ex Link var. purpurea Trautv. et Mey.
Sanguisorba tenuifolia Fisch. ex Link var. tenuifolia
Sanguisorba tenuifolia Fisch. ex Link 広義
ナガボノアカワレモコウの花
ナガボノアカワレモコウの花
ナガボノアカワレモコウの葉
ナガボノアカワレモコウ
ナガボノアカワレモコウ葉表
ナガボノアカワレモコウ葉裏
花 期 8~10月
高 さ 80~130㎝
生活型 多年草
生育場所 湿った草地
分 布 在来種  北海道、本州、朝鮮、中国、モンゴル、ロシア
撮 影 黒河湿地  01.9.29
ナガボノアカワレモコウとナガボノシロワレモコウを区別せず、広義にナガボノワレモコウ Sanguisorba tenuifolia Fisch. ex Linkとする説もある。ナガボノアカワレモコウを区別する場合は基準変種 var. tenuifolia 又はvar. purpurea とする。
 葉は多数の小葉からなる奇数羽状複葉、小葉は長さ3~8㎝の披針形、縁に鋭い鋸歯がある。穂状花序は長さ2~7㎝の円柱形。花は萼が紅紫色。萼片は4個。雄しべは4個、萼片より長く突き出、花糸の白色が目立つ。花は花序の先から順次咲く。
 関東以北で見られる白花をナガボノシロワレモコウ、関東以西で見られる白花をコバナワレモコウと分けることもある。
 ワレモコウは穂状花序が短く、雄しべが萼片より短い。