ナガバノコウヤボウキ 長葉の高野箒
Flora of Mikawa
キク科 Asteraceae コウヤボウキ属
学 名 | Pertya glabrescens Sch.Bip. ex Nakai synonym Pertya scandens sensu Sch.Bip., excl. basion |
花 期 | 8~10月 |
高 さ | 60~90㎝ |
生活型 | 落葉小低木 |
生育場所 | 日当たりの良いやや乾いた場所 |
分 布 | 在来種 本州、四国、九州 |
撮 影 | 笠山 06.8.26 相良山 15.11.16(果実) |
ナガバノコウヤボウキはFlora of Chinaにはなく、コウヤボウキ Pertya scandens が掲載されている。しかし、Pertya scandenの図がコウヤボウキでなく、ナガバノコウヤボウキ似た図である。また、Pertya scandens var. viridis Nakai.と同義語としている。Pertya scandens var. viridis Nakai.はPertya glabrescensとも同義語とされているものである。
葉に毛がほとんど無く、葉脈が目立たない。1年目の枝は花がつかず、葉は互生し、卵形~広卵形、基部が広楔形~円形~切形、小さな突起状鋸歯縁。2年目の枝の葉は輪生状に3~6個が束生し、長さ3~4.5㎝、幅1~1.5㎝の長楕円形~楕円形、基部が楔形、鋸歯がやや大きく明瞭、無柄の頭花が葉の束生した中央につく。総苞は筒形、長さ11~12㎜、幅3~4㎜。総苞片は約4列。頭花は筒状花だけが約10個つく。筒状花は長さ約15㎜、花冠の先が5裂する。雄しべ5個。雌しべ1個。痩果は褐色、長さ6~7㎜、縦肋があり、短毛が散生する。冠毛は褐色~赤褐色を帯び、不同長、長さ8~10㎜程度。痩果が熟してくると総苞片が開き、やがて総苞片が開出し、冠毛が球形に開いて痩果が飛散する。
コウヤボウキは葉に毛が多く、葉の鋸歯が5対以上ある。また、1年目の枝に花がつき、2年目の枝には花がつかない。
葉に毛がほとんど無く、葉脈が目立たない。1年目の枝は花がつかず、葉は互生し、卵形~広卵形、基部が広楔形~円形~切形、小さな突起状鋸歯縁。2年目の枝の葉は輪生状に3~6個が束生し、長さ3~4.5㎝、幅1~1.5㎝の長楕円形~楕円形、基部が楔形、鋸歯がやや大きく明瞭、無柄の頭花が葉の束生した中央につく。総苞は筒形、長さ11~12㎜、幅3~4㎜。総苞片は約4列。頭花は筒状花だけが約10個つく。筒状花は長さ約15㎜、花冠の先が5裂する。雄しべ5個。雌しべ1個。痩果は褐色、長さ6~7㎜、縦肋があり、短毛が散生する。冠毛は褐色~赤褐色を帯び、不同長、長さ8~10㎜程度。痩果が熟してくると総苞片が開き、やがて総苞片が開出し、冠毛が球形に開いて痩果が飛散する。
コウヤボウキは葉に毛が多く、葉の鋸歯が5対以上ある。また、1年目の枝に花がつき、2年目の枝には花がつかない。