モリシマアカシア
Flora of Mikawa
マメ科 Fabaceae アカシア属
英 名 | black wattle, green wattle , late black wattle , tan wattle |
学 名 | Acacia mearnsii De Wild. Acacia decurrens Willd. var. mollissima auct., non Willd. Acacia mollissima auct. |
花 期 | 5月 |
高 さ | 6~20m |
生活型 | 常緑高木 |
生育場所 | 栽培種(蛇紋岩地や草原) |
分 布 | 帰化種 オーストラリア原産 |
撮 影 | 豊橋市 15.5.20 |
和名は誤りとされた学名の mollissima に由来する。
花は芳香があり、樹皮からタンニンが採れ、観賞用にもなり、世界で広く栽培されている。日本では昭和30年代に九州で造林に使用され、場所によっては林が衰退したが、天草地方にはモリシマアカシアの森が点在する。繁殖力が強く、アフリカ、ヨーロッパ、南アメリカなどに帰化し、樹冠を拡げて日光を遮い、在来植物の生育を妨げる。世界の侵略的外来種ワースト100に選定されている。特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律(外来生物法)により、生態系被害防止外来種リストに載せられている。
樹皮は黒褐色、平滑。葉は互生し、垂れ下がる。葉身は長さ8~15㎝、2回偶数羽状複葉、羽片は10~20対つき、長さ約3㎝。羽片の小葉は30~60対つき、長さ約5㎜の線形、裏面に短軟毛がある。葉腋の総状花序に頭状花序が多数つき、芳香がある。頭状花序は直径約1㎝の球形、淡黄白色。花糸は白色、葯が黄色。豆果は長さ5~10㎝、扁平、黒褐色に熟し、7~8個の種子が入る。
フサアカシアは全体に短毛があり、葉の形はよく似ている。花が黄色。
花は芳香があり、樹皮からタンニンが採れ、観賞用にもなり、世界で広く栽培されている。日本では昭和30年代に九州で造林に使用され、場所によっては林が衰退したが、天草地方にはモリシマアカシアの森が点在する。繁殖力が強く、アフリカ、ヨーロッパ、南アメリカなどに帰化し、樹冠を拡げて日光を遮い、在来植物の生育を妨げる。世界の侵略的外来種ワースト100に選定されている。特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律(外来生物法)により、生態系被害防止外来種リストに載せられている。
樹皮は黒褐色、平滑。葉は互生し、垂れ下がる。葉身は長さ8~15㎝、2回偶数羽状複葉、羽片は10~20対つき、長さ約3㎝。羽片の小葉は30~60対つき、長さ約5㎜の線形、裏面に短軟毛がある。葉腋の総状花序に頭状花序が多数つき、芳香がある。頭状花序は直径約1㎝の球形、淡黄白色。花糸は白色、葯が黄色。豆果は長さ5~10㎝、扁平、黒褐色に熟し、7~8個の種子が入る。
フサアカシアは全体に短毛があり、葉の形はよく似ている。花が黄色。