ミヤマニガイチゴ 深山苦苺

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Flora of Mikawa

バラ科 Rosaceae キイチゴ属

学 名 Rubus subcrataegifolius (H.Lév. et Vaniot) H.Lév.
Rubus microphyllus L. f. var. subcrataegifolius (H. Lév. et Vaniot) Ohwi
Rubus microphyllus L. subsp. koehneanus (Focke) Sugim.
ミヤマニガイチゴの集合果
ミヤマニガイチゴの萼
ミヤマニガイチゴの葉裏
ミヤマニガイチゴの鋸歯
ミヤマニガイチゴ
ミヤマニガイチゴ紅葉
花 期 5~6月
高 さ 50~100㎝
生活型 落葉低木
生育場所 亜高山、高山の日当たりの良い林縁
分 布 在来種 本州(近畿地方以北)
撮 影 志賀高原   05.8.1
茎や葉は無毛。小さな刺がある。葉は互生し、長さ4~10㎝の長卵形、3裂し、中央裂片は長く、先が尖り、葉の基部は心形~切形、重鋸歯縁。葉裏は粉白色を帯び、葉脈に小さな刺が生える。葉柄は長さ3~8㎝、小刺がある。托葉は長さ約1㎝の線形。花は直径2~2.5㎝、ニガイチゴの花によく似ている。集合果は直径1~1.5㎝の球形、甘くて美味。
 ニガイチゴは低山などに生え、葉の側裂片の先が尖らず、鋸歯が鈍い。花のつく枝の小さな葉は切れ込みがほとんどない。