ミヤマママコナ 深山飯子菜
Flora of Mikawa
ハマウツボ科 Orobanchaceae ママコナ属
学 名 | Melampyrum laxum Miq. var. nikkoense Beauv. |
花 期 | 8~9月 |
高 さ | 20~50㎝ |
生活型 | 1年草 |
生育場所 | 山地の林下 |
分 布 | 在来種(日本固有変種) 北海道、本州 |
撮 影 | 乗鞍 06.8.20 |
ママコナに似て高山で見られることからミヤマママコナと名づけられている。半寄生植物。科はゴマノハグサ科からハマウツボ科に移動された。
茎は直立し、分枝する。葉は対生し、長さ2.5~6㎝の狭卵形~長楕円状披針形、全縁、先が尖り、基部は円形、長柄がある。花は茎頂又は枝先の穂状花序につく。花冠は長さ約2㎝の2唇形、紅紫色。下唇の内側に白色~黄色の隆起部分が2個あり、両側に濃い黄色の斑がある。苞は三角状卵形、全縁。蒴果は長さ約8㎜の長卵形、種子が1~2個入り、熟すと上側が裂開する。種子は長さ約4㎜の惰円形、淡褐色。
低地で見られるママコナの苞は尖った長い歯牙が目立つ。
シコクママコナは苞の歯牙がまばらで、花冠の下唇の隆起部分が黄色である。
茎は直立し、分枝する。葉は対生し、長さ2.5~6㎝の狭卵形~長楕円状披針形、全縁、先が尖り、基部は円形、長柄がある。花は茎頂又は枝先の穂状花序につく。花冠は長さ約2㎝の2唇形、紅紫色。下唇の内側に白色~黄色の隆起部分が2個あり、両側に濃い黄色の斑がある。苞は三角状卵形、全縁。蒴果は長さ約8㎜の長卵形、種子が1~2個入り、熟すと上側が裂開する。種子は長さ約4㎜の惰円形、淡褐色。
低地で見られるママコナの苞は尖った長い歯牙が目立つ。
シコクママコナは苞の歯牙がまばらで、花冠の下唇の隆起部分が黄色である。