マキノスミレ 牧野菫
Flora of Mikawa
スミレ科 Violaceae スミレ属
別 名 | ホソバスミレ |
学 名 | Viola violacea Makino var. makinoi (H. Boiss.) Hiyama ex F. Maekawa Viola makinoi H.Boissieu |
花 期 | 3~5月 |
高 さ | 5~10㎝ |
生活型 | 多年草 |
生育場所 | 乾燥した林縁 |
分 布 | 在来種(日本固有変種) 本州(青森県~兵庫県) |
撮 影 | 昭和の森 07.3.24 |
シハイスミレの変種で、中間型も存在する。シハイスミレは西日本、マキノスミレは東日本に分布し、三河地方では両者が混在する。葉は光沢があり、シハイスミレより細長く、長さ3~8㎝の披針形、葉が出始めは垂直に立つ。葉の裏面の紫色がうすいものもあり、花後はほとんど淡緑色になる。花は変化が多く、色も花弁の幅も様々である。距は普通、色が濃く細長いが、まれに太短く、白いものもある。側弁基部は無毛。果実には紅色の斑点がある。2n=24