クロマツ 黒松
Flora of Mikawa
マツ科 Pinaceae マツ属
別 名 | オマツ 雄松 |
中国名 | 黑松 hei song |
英 名 | Japanese black pine |
学 名 | Pinus thunbergii Parl. |
花 期 | 4~5月 |
高 さ | 10~25m |
生活型 | 常緑高木 |
生育場所 | 日当たりのよい砂浜、岩上 |
分 布 | 在来種 本州、四国、九州、朝鮮、中国 |
撮 影 | 西尾市 12.2.20 |
海岸に多く、潮風に強いため、防砂林としての造成も多い。マツ枯れ病での死滅が多く、問題となっている。三河地方の黒松は樹皮の荒れと樹形がみごとなものが多く、盆栽に適しており、三河黒松と呼ばれている。
幹は灰黒色で亀甲状に深く割れ目が入る。葉は針状葉が2個ずつ対になってつく、2葉性である。葉は長さ10~15㎝、断面は半円形の針状で、先が尖る。冬芽の鱗片はアカマツより白っぽい。雌雄同株。雄花は新枝の基部に多数つき、雌花は新枝の先端に2~3個つく。球果は長さ4~6㎝の卵形、褐色、開花して2年後の秋に熟す。種鱗の間に2個ずつ種子が入り、熟すと種鱗が開いて種子を風に飛ばす。種子は長さ約5㎜、長さ約15㎜の翼がある。2n=24
アカマツは内陸に多く、幹が赤褐色。
幹は灰黒色で亀甲状に深く割れ目が入る。葉は針状葉が2個ずつ対になってつく、2葉性である。葉は長さ10~15㎝、断面は半円形の針状で、先が尖る。冬芽の鱗片はアカマツより白っぽい。雌雄同株。雄花は新枝の基部に多数つき、雌花は新枝の先端に2~3個つく。球果は長さ4~6㎝の卵形、褐色、開花して2年後の秋に熟す。種鱗の間に2個ずつ種子が入り、熟すと種鱗が開いて種子を風に飛ばす。種子は長さ約5㎜、長さ約15㎜の翼がある。2n=24
アカマツは内陸に多く、幹が赤褐色。