キバナウンラン 黄花海蘭

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Flora of Mikawa

オオバコ科 Plantaginaceae ウンラン属

別 名 ダルマチカ
英 名 Dalmatian toadflax , broadleaf toadflax
学 名 Linaria dalmatica (L.) Mill. subsp. dalmatica
Linaria genistifolia (L.) Mill. subsp. dalmatica (L.) Maire et Petitm.
キバナウンランの花
キバナウンランの葉
キバナウンラン
花 期 5~7月
高 さ 20~120㎝
生活型 多年草
生育場所 草地、道端
分 布 帰化種 ヨーロッパ原産
撮 影 稲武町 05.6.12
アメリカやカナダにも広く帰化し、日本でもところどころで見られる。科はゴマノハグサ科からオオバコ科へ移動された。
 直立し、分枝する。葉は互生し、長さ6㎝以下、卵形~披針形、全縁、先が尖り、基部は茎を抱く。萼は長さ2~12㎜、5深裂し、裂片は線形~三角形。花は黄色の仮面状花。花冠は長さ2~5㎝。上唇と下唇からなり、上唇は先が2裂し、下唇には橙色の隆起部分があり、筒部は先が細長い距となる。果実は長さ約3~7㎜。種子は長さ約1.2㎜、ピラミッド形。
 ホソバウンランは花の形はほとんど同じだが、下唇の隆起部分がもう少し濃い橙色であり、葉の幅が狭く披針形。