カワラハンノキ 河原榛の木
Flora of Mikawa
カバノキ科 Betulaceae ハンノキ属
学 名 | Alnus serrulatoides Callier |
花 期 | 2~3月 |
高 さ | 5~7m |
生活型 | 落葉低木~小高木 |
生育場所 | 河原、河岸、湿地 |
分 布 | 在来種(日本固有種) 本州(東海地方以西)、四国、九州(宮崎県) |
撮 影 | 西尾いきものふれあいの里 13.10.14 |
幹は暗褐色、皮目があり、下部からよく枝分かれする。葉は互生し、長さ5~10㎝、幅3~7㎝の広倒卵形、やや厚い洋紙質、先は円形、基部は広い楔形、縁に浅い波状の鋸歯がある。葉脈は裏面に隆起し、側脈は6~9対、脈腋に白色の毛がある。葉柄は長さ5~10㎜。雌雄同株。葉の展開前に開花する。雄花序は長さ6~8㎝、枝先に2~5個、垂れ下がってつき、花序の柄は長さ6~8㎝。雌花序は雄花序の下に1~5個ずつ、上向きにつく。果穂は長さ15~20㎜の広楕円形、垂れ下がる。果鱗は長さ4~5㎜の扇形。堅果は長さ約3㎜の広卵形、翼はほとんどない。
ハンノキ Alnus japonica は樹高が高く、幹が不規則に浅く裂ける。葉先が尖り、葉幅も狭い。
ミヤマカワラハンノキAlnus faurieiは日本海岸に分布し、雄花序の冬芽が直立し、葉裏の脈腋に褐色の毛がある。
ハンノキ Alnus japonica は樹高が高く、幹が不規則に浅く裂ける。葉先が尖り、葉幅も狭い。
ミヤマカワラハンノキAlnus faurieiは日本海岸に分布し、雄花序の冬芽が直立し、葉裏の脈腋に褐色の毛がある。