カシワ 柏
Flora of Mikawa
ブナ科 Fagaceae コナラ属
別 名 | カシワギ、モチガシ |
中国名 | 柞栎 hu shu |
英 名 | daimyo oak , Japanese emperor oak |
学 名 | Quercus dentata Thunb. |
花 期 | 5~6月 |
高 さ | 10~15m |
生活型 | 落葉高木 |
生育場所 | 山野の礫地、海岸 |
分 布 | 在来種 北海道、本州、四国、九州、朝鮮、中国、ロシア |
撮 影 | 豊川市 14.5.27 |
葉が柏餅に使われ、庭によく植えられている。枯れた葉が残るので縁起が良いとされ、神社に植えられていることも多い。
樹幹は直立し、よく分枝する。幹は灰褐色~黒褐色、樹皮に不規則な深い割れ目ができる。枝は灰褐色の短毛と星状毛が密生し、円い皮目が散生し、縦に溝がある。葉は互生し、長さ12~32㎝、幅6~18㎝の倒卵状長楕円形、浅い波状の大きな鋸歯があり、先は鈍頭、基部は次第に狭くなり、末端は急に終わり、やや耳状に張り出す。葉柄は長さ2~5㎜、密に灰褐色の毛がある。葉表は初め短毛、星状毛があるが後に無毛、葉裏は灰褐色の短毛と星状毛が密生する。側脈は4~10対。秋に葉が枯れても、新芽が出るまで、落葉しない。托葉は長さ1.4~1.8㎝の線形、早落性。雌雄同株。葉の展開と同時に開花する。雄花序は新枝の下部につき、長さ10~15㎝、雄花は花被が膜質、直径約2㎜、深裂する。雌花は新枝の葉腋に5~6個、固まってつき、花柱は3個。堅果は長さ1.5~2.3㎝幅1.2~1.5㎝の卵球形。殻斗は鱗片が線形。
コナラやミズナラなどと自然交配しやすいといわれている。
カシワコナラ(カシワモドキ) Quercus x angustilepidota ミズナラとの雑種。
ホソバガシワ Quercus x nipponica コナラとの雑種。
コガシワ(コナラガシワ)Quercus x takatorensis コナラとの雑種。
オオバコナラQuercus x major ナラガシワとの雑種。
樹幹は直立し、よく分枝する。幹は灰褐色~黒褐色、樹皮に不規則な深い割れ目ができる。枝は灰褐色の短毛と星状毛が密生し、円い皮目が散生し、縦に溝がある。葉は互生し、長さ12~32㎝、幅6~18㎝の倒卵状長楕円形、浅い波状の大きな鋸歯があり、先は鈍頭、基部は次第に狭くなり、末端は急に終わり、やや耳状に張り出す。葉柄は長さ2~5㎜、密に灰褐色の毛がある。葉表は初め短毛、星状毛があるが後に無毛、葉裏は灰褐色の短毛と星状毛が密生する。側脈は4~10対。秋に葉が枯れても、新芽が出るまで、落葉しない。托葉は長さ1.4~1.8㎝の線形、早落性。雌雄同株。葉の展開と同時に開花する。雄花序は新枝の下部につき、長さ10~15㎝、雄花は花被が膜質、直径約2㎜、深裂する。雌花は新枝の葉腋に5~6個、固まってつき、花柱は3個。堅果は長さ1.5~2.3㎝幅1.2~1.5㎝の卵球形。殻斗は鱗片が線形。
コナラやミズナラなどと自然交配しやすいといわれている。
カシワコナラ(カシワモドキ) Quercus x angustilepidota ミズナラとの雑種。
ホソバガシワ Quercus x nipponica コナラとの雑種。
コガシワ(コナラガシワ)Quercus x takatorensis コナラとの雑種。
オオバコナラQuercus x major ナラガシワとの雑種。