カラシナ 辛子菜

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Flora of Mikawa

アブラナ科 Brassicaceae アブラナ属

別 名 セイヨウカラシナ
中国名 芥菜 jie cai
英 名 indian mustard、brown mustard
学 名 Brassica juncea (L.) Czern.
カラシナ花序
カラシナ花
カラシナ萼片
カラシナ茎葉
カラシナ果実
カラシナ
カラシナ下部の葉
カラシナ種子
花 期 4~5月
高 さ 50~120㎝
生活型 1年草
生育場所 道端、堤防、土手
分 布 外来種 中央アジア原産
撮 影 幸田町  12.4.24
種子から辛子ができる。これが和名の由来。クロガラシとアブラナ類の交雑が起源と推定されている。原産地は明確でなく、世界中で栽培されている。日本には弥生時代に伝来したといわれている。
 下部の葉は大きく、早落生、羽状深裂して頭部が大きい。上部の茎葉は小さく、葉の基部が茎を抱かない。花は菜の花(アブラナセイヨウアブラナ)に似ている。花弁の長さは(7)9~13㎜と 小さい。萼片は長さ(3.5)4~6(7)㎜、花時に斜上する。果実は長角果で、長さ(2)3~5(6) ㎝、開出する。種子は幅1.2~2㎜の球形、赤褐色。4倍体(複2倍体)2n=36
 クロガラシは花期が遅く、開花は5月頃から。花や葉が似ている。萼片が花時に開出し、果実が長さ1~2.5㎝と短く、直立する。