ジンジソウ 人字草
Flora of Mikawa
ユキノシタ科 Saxifragaceae ユキノシタ属
学 名 | Saxifraga cortusifolia Siebold et Zucc. Saxifraga cortusaefolia Sieb. et Zucc. Saxifraga madida (Maxim.) Makino |
花 期 | 9~10月 |
高 さ | 10~30㎝ |
生活型 | 多年草 |
生育場所 | 山地の岩場 |
分 布 | 在来種(日本固有種) 本州(関東地方以西)、四国、九州 |
撮 影 | 新城市(鳳来町) 06.11.3 |
和名は花の形が「人」の文字に似ていることに由来する。学名はSaxifraga cortusaefolia でなく、Saxifraga cortusifolia
。
葉は根生し、長さ5~15㎝の腎円形、7~11裂し、不規則な鋸歯があり、まばらに毛が生え、長い柄がある。長い花茎の先の集散花序に花を多数つける。花は白色の5弁花。花の上部の3個の花弁は小さなスペード形で黄色の斑点(まれに赤色の斑点のものもある。)があり、下部の2個の花弁は長く垂れ下がる。雄しべ10個は上部の花弁より長い。葯は橙色。花柱2個。黄色の花盤が目立つ。萼片は5個、腺毛がある。果実は蒴果、2個の花柱が角状に残る。種子は長さ約1㎜。
花がよく似たものとして、ダイモンンジソウやウチワダイモンジソウがあげられる。これらの花の上部の3個の花弁は長楕円形で短く、下部の2個の花弁が長く「大」の文字の形をしている。
葉は根生し、長さ5~15㎝の腎円形、7~11裂し、不規則な鋸歯があり、まばらに毛が生え、長い柄がある。長い花茎の先の集散花序に花を多数つける。花は白色の5弁花。花の上部の3個の花弁は小さなスペード形で黄色の斑点(まれに赤色の斑点のものもある。)があり、下部の2個の花弁は長く垂れ下がる。雄しべ10個は上部の花弁より長い。葯は橙色。花柱2個。黄色の花盤が目立つ。萼片は5個、腺毛がある。果実は蒴果、2個の花柱が角状に残る。種子は長さ約1㎜。
花がよく似たものとして、ダイモンンジソウやウチワダイモンジソウがあげられる。これらの花の上部の3個の花弁は長楕円形で短く、下部の2個の花弁が長く「大」の文字の形をしている。