イワガラミ 岩絡
Flora of Mikawa
アジサイ科 Hydrangeaceae アジサイ属
別 名 | ユキカズラ |
英 名 | climbing-hydrangea, Japanese-hydrangea |
学 名 | Hydrangea hydrangeoides (Siebold et Zucc.) B.Schulz synonym Schizophragma hydrangeoides Sieb. et Zucc. |
花 期 | 6~8月 |
高 さ | つる性(長さ10~15m) |
生活型 | 落葉つる性木 |
生育場所 | 山地の林内 |
分 布 | 在来種 北海道、本州、四国、九州、朝鮮 |
撮 影 | 岡崎市(旧額田町) 13.6.27 |
イワガラミ属 Schizophragma からアジサイ属にまとめられた。
気根を出して岩や木に這い昇る。樹皮は灰色、縦に割れ目が入る。葉は対生し、長さ5~15㎝の広卵形、先が尖り、基部は円形~浅い心形。葉表は暗緑色、葉裏は緑白色、脈に伏毛が密生する。葉縁にまばらに先の尖った鋸歯があり、鋸歯は葉の片側21個以下。葉柄は長さ3~10㎝、赤色を帯びることが多い。枝先に直径10~20㎝の散房花序をつける。装飾花の萼片は1個だけであり、白色の卵形~広卵形、脈が目立ち、白い小さな葉のようである。両性花の花弁は白色、5個あり、丸い蕾のときにはあるが、開花と同時に帽子を脱ぐように落ちてしまう。雄しべ10個。花柱は1個、柱頭は4~5裂する。果実は長さ5~7㎜の倒円錐形の蒴果、10個の稜があり、熟すと稜間に隙間ができ、種子が落ちる。種子は長さ3~3.5㎜の線形。2n=28。
ツルアジサイの葉の鋸歯は片側30個以上。装飾花の萼片は3~5枚、両性花の蕾が黄白色。
気根を出して岩や木に這い昇る。樹皮は灰色、縦に割れ目が入る。葉は対生し、長さ5~15㎝の広卵形、先が尖り、基部は円形~浅い心形。葉表は暗緑色、葉裏は緑白色、脈に伏毛が密生する。葉縁にまばらに先の尖った鋸歯があり、鋸歯は葉の片側21個以下。葉柄は長さ3~10㎝、赤色を帯びることが多い。枝先に直径10~20㎝の散房花序をつける。装飾花の萼片は1個だけであり、白色の卵形~広卵形、脈が目立ち、白い小さな葉のようである。両性花の花弁は白色、5個あり、丸い蕾のときにはあるが、開花と同時に帽子を脱ぐように落ちてしまう。雄しべ10個。花柱は1個、柱頭は4~5裂する。果実は長さ5~7㎜の倒円錐形の蒴果、10個の稜があり、熟すと稜間に隙間ができ、種子が落ちる。種子は長さ3~3.5㎜の線形。2n=28。
ツルアジサイの葉の鋸歯は片側30個以上。装飾花の萼片は3~5枚、両性花の蕾が黄白色。