イトハナビテンツキ 糸花火点突
Flora of Mikawa
カヤツリグサ科 Cyperaceae ハタガヤ属
別 名 | 丝叶球柱草 si ye qiu zhu cao |
学 名 | Bulbostylis densa (Wall.) Hand.-Mazz. |
果 期 | 8~9月 |
高 さ | 10~20㎝ |
生活型 | 1年草 |
生育場所 | 海岸の砂地、湿地 |
分 布 | 在来種、北海道、本州、四国、九州、沖縄、朝鮮、中国、台湾、ロシア、東南アジア、オーストラリア、アフリカ |
撮 影 | 豊田市 07.8.27 |
和名は糸のように細く、花序が線香花火のようであることから。根茎はなく、茎は直立し、硬く、平滑。葉は長さ5~10㎝、幅約0.6㎜と細い。花序は1~2回、分岐する。小穂は長さ3~6㎜、幅約1.5㎜の楕円状卵形、小花は5~18個。鱗片は褐色、長さ1.5~2㎜、基部は円く、中肋は緑色、先の芒は短く、ほとんど突き出ない。雄しべ2個。果実は長さ約0.8㎜、幅0.5~0.6㎜、柱基が膨らみ、先を押しつぶしたような倒卵形、断面は3稜形。柱頭は3岐。2n=64
日本に分布するハタガヤ属はハタガヤ、イトテンツキ、イトハナビテンツキの3種である。ハタガヤとイトテンツキは小穂にほとんど柄がなく、小穂が頭状に固まってつく。ハタガヤは鱗片の中肋が突き出る。
日本に分布するハタガヤ属はハタガヤ、イトテンツキ、イトハナビテンツキの3種である。ハタガヤとイトテンツキは小穂にほとんど柄がなく、小穂が頭状に固まってつく。ハタガヤは鱗片の中肋が突き出る。