イヌカキネガラシ 犬垣根芥子

mark

Flora of Mikawa

アブラナ科 Brassicaceae カキネガラシ属

中国名 I东方大蒜芥 dong fang da suan jie
英 名 Indian hedge mustard, Oriental hedge mustard, eastern rocket, wild mustard
学 名 Sisymbrium orientale L.
イヌカキネガラシの花序
イヌカキネガラシの花
イヌカキネガラシの花横
イヌカキネガラシの萼
イヌカキネガラシの種子
イヌカキネガラシ
イヌカキネガラシ上部の葉
イヌカキネガラシ葉
イヌカキネガラシ果実
花 期 4~7月
高 さ 20~80㎝
生活型 1年草
生育場所 道端、荒地
分 布 帰化種 アフリカ、アジア、ヨーロッパ原産
撮 影 蒲郡市23号線道端 11.6.15
世界に広く分布する。昭和初期に移入し、市街地に多く帰化している。茎は直立し、分枝する。葉は長さ3~8㎝、羽状に深裂し、曲がっていることが多い。茎上部の葉は裂片が少なく、下部の葉は基部が矛形に張り出す。花は直径約1㎝の黄色の4弁花。萼片は4個、白色の毛が多い。果実(長角果)は長さ7~10㎝、幅約1㎜の細い円柱形、枝先で開出したり、斜上したりして目立つ。果実は2室に分かれ、種子は1列ずつ並ぶ。種子は長さ1~1.5㎜。2n=14
 カキネガラシは果実が長さ1.5㎝以下で枝に密着してつき、遠くからは1本の果実のように見え、よく似ている。