ホソムギ 細麦

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Flora of Mikawa

イネ科 Poaceae  ドクムギ属

別 名 ペレニアル・ライグラス
中国名 黑麦草 hei mai cao
英 名 perennial ryegrass
学 名 Lolium perenne L.
ホソムギの穂
ホソムギの小穂
ホソムギの果実
ホソムギ
ホソムギ第2苞頴
ホソムギ第2苞頴
ホソムギ小花の護頴
花 期 6~8月
高 さ 30~80㎝
生活型 多年草
生育場所 草地、道端
分 布 帰化種  ヨーロッパ原産
撮 影 幡豆郡幡豆町  02.5.11
明治時代に牧草として輸入され、野生化したものである。2~5年の寿命の多年草。全草無毛。葉は長さ4~25㎝、幅2~5㎜。展開前の葉は中肋で折りたたまれる。葉舌は長さ1~3㎜、膜質。狭い葉耳がある。花序は長さ12~30㎝の細い穂状(ときに、分岐して円錐花序)。小穂は長さ10~15㎜で扁平、無梗、小花は2~10個。第1苞頴は頂部の小穂だけにつき、側小穂にはない。第2苞頴は長さ5~10㎜の狭披針形で、小穂の1/2程度の長さが多い。護頴は長さ5~7㎜の披針形、芒はない。内頴は護頴とほぼ同長。果実は長さ約4㎜。2n= 14, 28
 類似のネズミムギは小穂に芒があり、第2苞頴は小穂の長さの1/3程度が多い。ホソムギとネズミムギの交配種をネズミホソムギといい、両者の中間的な形質を持つ。