ホナガイヌビユ 穂長犬覓
Flora of Mikawa
ヒユ科 Amaranthaceae ヒユ属
別 名 | アオビユ |
中国名 |
皱果苋 zhou guo xian |
英 名 | green amaranth, slender amaranth, pigweed |
学 名 | Amaranthus viridis L. |
花 期 | 6~11月 |
高 さ | 40~90㎝ |
生活型 | 1年草 |
生育場所 | 畑地、道端、草地 |
分 布 | 帰化種 南アメリカ原産 |
撮 影 | 蒲郡市 09.7.24 |
世界に広く分布し、原産地ははっきりしないが、南アメリカ原産と推定されている。
茎は直立し、分枝する。葉は互生し、長さ2~8㎝、幅1.5~5㎝の三角状卵形~菱状卵形、基部は楔形になることは少なく、やや楔形のほぼ切形。葉先は鈍頭、少し凹む場合もある(下の写真)。葉柄は長さ3~8㎝、葉身の0.5~1.5倍の長さ。茎頂に分枝した花序をつける。花序の枝先が上を向いて尖るのが特徴。ホナガイヌビユと名がつけられているが、初期には花序が短いものが普通である。雄花と雌花が混生する。胞果は長さ1.2~1.5㎜、表面に、はっきりしたしわがあり、熟すと淡褐色~褐色になり硬くなる。胞果は花被片よりやや長く、小苞は小さく目立たない。種子は直径1~1.2㎜の黒褐色~黒色の円盤状で、表面の光沢は他のヒユに比べ鈍い。2n=34
イヌビユは葉先が大きく凹むことで、知られており、葉先だけに注目すると、ホナガイヌビユの葉先の凹みがはっきりしたものと誤認しやすいので注意が必要。葉の基部や花序の形にも注意。
茎は直立し、分枝する。葉は互生し、長さ2~8㎝、幅1.5~5㎝の三角状卵形~菱状卵形、基部は楔形になることは少なく、やや楔形のほぼ切形。葉先は鈍頭、少し凹む場合もある(下の写真)。葉柄は長さ3~8㎝、葉身の0.5~1.5倍の長さ。茎頂に分枝した花序をつける。花序の枝先が上を向いて尖るのが特徴。ホナガイヌビユと名がつけられているが、初期には花序が短いものが普通である。雄花と雌花が混生する。胞果は長さ1.2~1.5㎜、表面に、はっきりしたしわがあり、熟すと淡褐色~褐色になり硬くなる。胞果は花被片よりやや長く、小苞は小さく目立たない。種子は直径1~1.2㎜の黒褐色~黒色の円盤状で、表面の光沢は他のヒユに比べ鈍い。2n=34
イヌビユは葉先が大きく凹むことで、知られており、葉先だけに注目すると、ホナガイヌビユの葉先の凹みがはっきりしたものと誤認しやすいので注意が必要。葉の基部や花序の形にも注意。