ヒレタゴボウ 鰭田牛蒡
Flora of Mikawa
アカバナ科 Onagraceae チョウジタデ属
別 名 | アメリカミズキンバイ |
中国名 | 翼莖水丁香 yi jing shui ding xiang |
英 名 | wingleaf primrose-willow, winged water-primrose, erect primrose willow |
学 名 | Ludwigia decurrens Walt. |
花 期 | 8~10月 |
高 さ | 30~150㎝ |
生活型 | 1年草 |
生育場所 | 水田、湿地 |
分 布 | 帰化種 北アメリカ、南アメリカ原産 |
撮 影 | 吉良町 09.8.23 |
茎は直立~斜上、よく分枝し、断面が四角形、葉のつく下部に翼がある。この翼(ひれ)が和名の由来。葉は互生し、ほぼ無柄。葉身は無毛、柔らかく、長さ5~15㎝、幅1.5~3㎝の披針形~狭披針形、全縁、葉の幅が最も広いのは中間より基部に寄り、先は次第に細くなって尖り、基部は楔形~円形、柄状に急に細くなり、狭い翼状に茎の稜に流れる。花は葉腋に単生し、直径約2.5㎝。花弁は4個、黄色、広倒卵形。萼片は4個、長さ7~10㎜の卵形、先が長く尖る。雄しべ8個。蒴果は長さ10~20㎜、4稜形、先に大きな4個の萼片が残る。蒴果は完熟して褐色になり、萼片もなくなり、蒴果の側面が破れて多数の種子が落ちる。冬にほとんど種子がなくなった枯れた蒴果が残る。種子は長さ0.4~0.6㎜の類楕円形、淡褐色。2n=16
チョウジタデ Ludwigia epilobioides は在来種。花の直径が6~8㎜と小さく、蒴果が細長い円柱形で、萼片が小さい。
チョウジタデ Ludwigia epilobioides は在来種。花の直径が6~8㎜と小さく、蒴果が細長い円柱形で、萼片が小さい。