ヒナハチジョウ 雛八丈

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Flora of Mikawa

バラ科 Rosaceae サクラ属

学 名 Cerasus serrulata 'Hinahachijo'
Cerasus lannesiana 'Hinahachijo'
Prunus lannesiana 'Hinahachijo'
ヒナハチジョウ花
ヒナハチジョウ花2
ヒナハチジョウの萼
ヒナハチジョウの幹
ヒナハチジョウ
ヒナハチジョウ葉
花 期 3月上旬~中旬
高 さ 5~10m
生活型 落葉高木
生育場所 栽培種
分 布 栽培種 日本原産
撮 影 浜名湖ガーデンパーク  21.3.4
ヒナハチジョウ(サクラ)は浜松フラワーパークの初代園長である古里和夫博士が作出したサクラのハイブリッド園芸品種であり、広義のサトザクラ類に分類される。
 古里桜[雛桜](カラミザクラ♀×カンヒザクラ♂)と大島桜とのハイブリッド。フクロイザクラ(袋井桜)ともいう。
 高さ5~10m。花は淡紅色、中輪、直径約3㎝、一重咲き。花期は早く、3月上旬~中旬。

サトザクラ類


 オオシマザクラを中心にヤマザクラ、カスミザクラ等を元に作出された園芸品種を総称してサトザクラと呼び、Cerasus serrulataの学名を与え、それらをサトザクラ群と呼ぶ。広義に野生の自然交雑種を除いた園芸品種を総称してサトザクラ類とする。
 200()種以上の品種が江戸時代に選び出され、ボタンザクラとも呼ばれる八重咲きも多い。オオシマザクラ系、ヤマザクラ系、カスミザクラ系、その他などに分けられる。古くから多い品種は一葉、松月、普賢象、関山などである。御車返しや桐ケ谷のように花に変化の多いものや、鬱金、御衣黄のように淡黄色~緑黄色の花のものもある。
 高さ3~8m。樹皮は灰褐色~灰黒色。小枝は灰白色又は褐色を帯、無毛。冬芽は卵形、無毛。托葉は線形、長さ5~8㎜、縁に長毛があり、毛の先に腺がある。葉柄は長さ1~1.5㎝、無毛~まばらに軟毛~短毛があり、先に1~3個の丸い蜜腺がある。葉身は卵状楕円形~倒卵状楕円形、長さ5~9㎝×幅2.5~5㎝、下面は淡緑色、無毛、まばらに、軟毛又は短毛があり、上面は暗緑色、無毛又はまばらに軟毛があり、基部は円形、縁は尖鋭形の鋸歯又は重鋸歯、歯は先に小さな腺があり、葉先は尖鋭形、2次脈は6~8対。花序は散房花序のような総状花序または類散形花序、花が2~3個つく。総苞片は褐赤色、倒卵状長楕円形、約長さ8×幅4㎜、外側は無毛、内側には絨毛がある。花序柄は長さ5~10㎜、無毛。苞は褐色又は緑褐色を帯び、長さ5~8㎜×幅2.5~4㎜、縁は腺のある鋸歯状。花柄は長さ1.5~2.5㎝、無毛~まばらに軟毛~短毛がある。花托筒は筒形、長さ5~6㎜×幅2~3㎜、先が大きくなる。額片は三角状披針形、長さ約5㎜、全縁、先は尖鋭形~鋭形。花弁は白色まれにピンク色、倒卵形、先は凹形。雄しべは約38本。花柱は無毛。核果は紫黒色、球形~卵形、直径8~10㎜。花期は4~5月。果期は5~7月。