ヒメウツギ 姫空木
Flora of Mikawa
アジサイ科 Hydrangeaceae ウツギ属
中国名 | 细梗溲疏 xi geng sou shu |
英 名 | slender deutzia, Japanese snowflower |
学 名 | Deutzia gracilis Sieb. et Zucc. |
花 期 | 4~5月 |
高 さ | 50~150㎝ |
生活型 | 落葉低木 |
生育場所 | 山野の岩場 |
分 布 | 在来種(日本固有種) 本州(関東地方以西)、四国、九州 |
撮 影 | 新城市(旧鳳来町池場) 07.4.30 豊橋市 15.4.21 |
観賞用に栽培され、中国などに帰化している。
幹は灰褐色、古くなると樹皮が縦に短冊状に裂ける。葉は対生し、長さ4~8㎝、幅1.5~3㎝の長楕円状~狭卵形。葉の縁に細かい鋸歯があり、基部は円形、先は長く尖る。葉表には3~4岐の星状毛がまばらに生え、裏面は無毛で艶があり、淡緑色。葉柄は長さ3~7㎜、ほぼ無毛。花は直径約15㎜の白色の5弁花。花弁は長さ7~10㎜。雄しべは10個、長さが4~9㎜と不揃い。花糸には翼がつき、翼の先端がやや細く伸びる。花柱は3~4個。萼はほぼ無毛、星状毛が散生することもあり、筒部の長さ約2㎜の半球形、萼片は三角形。蒴果は長さ3~4㎜。種子は長さ約0.8㎜、褐色、片側に翼がある。2n=26。
ウツギは葉先が長く尖り、葉裏に星状毛が密生してざらつき、萼や花柄にも星状毛が密生し、粗毛もある。
花糸翼がやや狭く、星状毛が密生して葉の裏が白くなるのはウラジロウツギ。
ウツギの変種のコウツギはやや小型で、花糸翼の上部の突起がはっきりしない。
幹は灰褐色、古くなると樹皮が縦に短冊状に裂ける。葉は対生し、長さ4~8㎝、幅1.5~3㎝の長楕円状~狭卵形。葉の縁に細かい鋸歯があり、基部は円形、先は長く尖る。葉表には3~4岐の星状毛がまばらに生え、裏面は無毛で艶があり、淡緑色。葉柄は長さ3~7㎜、ほぼ無毛。花は直径約15㎜の白色の5弁花。花弁は長さ7~10㎜。雄しべは10個、長さが4~9㎜と不揃い。花糸には翼がつき、翼の先端がやや細く伸びる。花柱は3~4個。萼はほぼ無毛、星状毛が散生することもあり、筒部の長さ約2㎜の半球形、萼片は三角形。蒴果は長さ3~4㎜。種子は長さ約0.8㎜、褐色、片側に翼がある。2n=26。
ウツギは葉先が長く尖り、葉裏に星状毛が密生してざらつき、萼や花柄にも星状毛が密生し、粗毛もある。
花糸翼がやや狭く、星状毛が密生して葉の裏が白くなるのはウラジロウツギ。
ウツギの変種のコウツギはやや小型で、花糸翼の上部の突起がはっきりしない。