ヒメミクリ 姫実栗

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Flora of Mikawa

ガマ科  Typhaceae ミクリ属

中国名 狭叶黑三棱 xia ye hei san leng
英 名 floating bur-reed.
学 名 Sparganium subglobosum Morong
Sparganium stenophyllum Maxim. ex Meinsh.
ヒメミクリの雄花序
ヒメミクリの雌花序
ヒメミクリ苞の基部
ヒメミクリ
ヒメミクリ上部の苞
ヒメミクリ葉
花 期 6~9月
高 さ 30~100㎝
生活型 多年草
生育場所 池沼、湿地
分 布 在来種 日本(本州、四国、九州、沖縄、南西諸島)、韓国、中国、ロシア、インド、ミャンマー、ベトナム、ニューギニア、オーストラリア、ニュージーランド原産
撮 影 豊田自然観察の森  07.6.3
愛知県の絶滅危惧ⅠA類に指定され、全国では絶滅危惧Ⅱ類に指定されている。写真は管理された水田内のもの。
 多年草、水生又は肥沃な沼地に葉柄、無毛、夏緑性、根茎がある。根茎は斜上し、長く、細い。茎は部分的に水中に沈水し、シルト、泥、又は泥炭に生える。植物は花時に高さ1m以下。葉はほとんど基部から生じ、ややスポンジ状~硬い肉質、高さ0.3~1m、幅10㎜、多少、直立する。鞘状の基部は溝がある( channelled)。葉身は暗緑色~緑色~黄緑色、線形~狭線形、断面はデルタ形~類菱形、縦の脈が目立ち、不完全な隔壁がたまに明瞭にあり、先は鈍形~類鋭形。 花序柄は直径2㎜以下、普通、葉より短い。下部の苞は葉状、長く、しばしば基部の1/3~1/2が花序柄を抱く。花序は単純又は控えめに分枝する。花序の主軸には球形の頭花が20個以下つき、下側の1~6個が雌性、残りは雄性。側軸はしばしば雄の頭花だけつき、ときに下部に2個以下の雌の頭花をもつ。頭花は無柄、厳密に腋生又は苞が無い。花は白色。雄性頭花は直径15㎜以下、花は多数、雄しべは長さ3㎜。花糸は花被よりかなり長い。葯は目立ち、白色、長円形、底着、長さは幅の3倍以下。雌性の頭花は直径18㎜以下、花は60個以下。花被の鱗片は4~8個、内側の鱗片は小さい。子房は長さ約4㎜、無柄、狭い紡錘形、1室、胚珠は単生、下垂。花柱は短い。柱頭は楕円形、花柱の長さの約1/2。果実は長さ約・6㎜×幅3㎜、乾き、非裂開、外側は硬く、内側はスポンジ状、暗緑色~黄慮k色、無柄、倒卵形、花柱の基部は硬い長い嘴になる。
 ナガエミクリヤマトミクリは大型。果実が紡錘形。