ヒカゲスゲ 日陰菅
Flora of Mikawa
カヤツリグサ科 Cyperaceae スゲ属
中国名 | 大披针薹草 da pi zhen tai cao |
学 名 | Carex lanceolata Boott |
花 期 | 4~6月 |
高 さ | 10~40㎝ |
生活型 | 多年草 |
生育場所 | 山野の乾いた場所 |
分 布 | 在来種 北海道、本州、四国、九州、朝鮮、中国、モンゴル、ロシア |
撮 影 | 蔵王山 12.4.18 |
和名は日陰だが、日の当たる乾いたところを好む。
多年草、高さ10~40㎝。花茎は3稜形で、細く、上部に上向きの毛があり、葉より長く直立する。葉は幅1.5~2㎜。苞は鞘があり、葉身は芒状。小穂は茎の上部に互いに離れて3~6個つく。頂小穂は褐色、雄性で長さ1~1.5㎝。側小穂は雌性で長さ1~2㎝。雄小穂より最上部の雌小穂の方が高くなることもある。小穂の軸には上部は上向き、、下部は下向きの短毛が生え、軸の基部には苞に隠れた鞘(小苞)がある。雌小穂の鱗片は赤褐色を帯び、中肋は緑色で先端が芒状になる。果胞は長さ約3㎜、緑色、短毛が密生し、ほとんど無嘴、鱗片より小さく、先の方が太く、基部が海綿質の柄状になる。柱頭は3岐。果実は長さ2.5~2.8㎜、3稜形、濃褐色に熟す。花期は4~6月。2n=72。
ホソバヒカゲスゲは葉幅が細く、0.5~1.5㎜。花茎が短く、葉に隠れるようにつく。
多年草、高さ10~40㎝。花茎は3稜形で、細く、上部に上向きの毛があり、葉より長く直立する。葉は幅1.5~2㎜。苞は鞘があり、葉身は芒状。小穂は茎の上部に互いに離れて3~6個つく。頂小穂は褐色、雄性で長さ1~1.5㎝。側小穂は雌性で長さ1~2㎝。雄小穂より最上部の雌小穂の方が高くなることもある。小穂の軸には上部は上向き、、下部は下向きの短毛が生え、軸の基部には苞に隠れた鞘(小苞)がある。雌小穂の鱗片は赤褐色を帯び、中肋は緑色で先端が芒状になる。果胞は長さ約3㎜、緑色、短毛が密生し、ほとんど無嘴、鱗片より小さく、先の方が太く、基部が海綿質の柄状になる。柱頭は3岐。果実は長さ2.5~2.8㎜、3稜形、濃褐色に熟す。花期は4~6月。2n=72。
ホソバヒカゲスゲは葉幅が細く、0.5~1.5㎜。花茎が短く、葉に隠れるようにつく。