ヒイラギ 柊
Flora of Mikawa
モクセイ科 Oleaceae モクセイ属
中国名 | 冬树 dong shu |
英 名 | Chinese-holly, holly osmanthus, holly-olive |
学 名 | Osmanthus heterophyllus (G.Don) P.S.Green |
花 期 | 11~12月 |
果 期 | 翌年6~7月 |
高 さ | 4~8m |
生活型 | 常緑小高木 |
生育場所 | 山地 |
分 布 | 在来種 本州(関東地方以西)、四国、九州、沖縄、台湾 |
撮 影 | 田原市 13.12.11 |
ヒイラギはモクセイ科モクセイ属の常緑小高木。
高さ4~8m。幹は灰白色、樹皮に細かい縦の割れ目が入る。葉は対生し、長さ3~7㎝×幅2~4㎝の惰円形、厚い革質、葉表は光沢があり、葉裏は淡緑色、緑色の細点がある。若木は葉縁に大きな歯牙が2~5対あり、歯牙の先に刺がある。歯牙は高さ5~9㎜。老木の葉は全縁となる。葉柄は長さ7~12㎜、微細な突起毛がある。雌雄別株。葉腋に白色の花を束生し、よい香りがある。花冠は直径約5㎜、4裂し、裂片が反曲する。花冠の筒部は長さ1~1.5㎜、裂片は長さ1~1.5㎜。雄しべ2個。核果は長さ1.2~1.5㎝の惰円形、翌年の夏に紫黒色に熟す。2n=46。花期は11~12月。果期は翌年6~7月。
ヒイラギモクセイはキンモクセイとヒイラギの雑種と考えられている。葉は長さ4~9㎝の惰円形で、縁に8~10対の鋸歯がある。花は白色、直径8~10㎜。
タイワンモクセイモドキvar. bibracteatus は台湾に分布する。葉が全縁。花冠の筒部が長さ1.5~2㎜、裂片が長さ約5㎜。中国名は异叶冬树(yi ye dong shu)。タイワンモクセイモドキをヒイラギに含める見解もある。
高さ4~8m。幹は灰白色、樹皮に細かい縦の割れ目が入る。葉は対生し、長さ3~7㎝×幅2~4㎝の惰円形、厚い革質、葉表は光沢があり、葉裏は淡緑色、緑色の細点がある。若木は葉縁に大きな歯牙が2~5対あり、歯牙の先に刺がある。歯牙は高さ5~9㎜。老木の葉は全縁となる。葉柄は長さ7~12㎜、微細な突起毛がある。雌雄別株。葉腋に白色の花を束生し、よい香りがある。花冠は直径約5㎜、4裂し、裂片が反曲する。花冠の筒部は長さ1~1.5㎜、裂片は長さ1~1.5㎜。雄しべ2個。核果は長さ1.2~1.5㎝の惰円形、翌年の夏に紫黒色に熟す。2n=46。花期は11~12月。果期は翌年6~7月。
ヒイラギモクセイはキンモクセイとヒイラギの雑種と考えられている。葉は長さ4~9㎝の惰円形で、縁に8~10対の鋸歯がある。花は白色、直径8~10㎜。
タイワンモクセイモドキvar. bibracteatus は台湾に分布する。葉が全縁。花冠の筒部が長さ1.5~2㎜、裂片が長さ約5㎜。中国名は异叶冬树(yi ye dong shu)。タイワンモクセイモドキをヒイラギに含める見解もある。