腺点の多いハルタデ 春蓼
Flora of Mikawa
タデ科 Polygonaceae イヌタデ属
別 名 | ハチノジタデ |
中国名 | 蓼 liao |
英 名 | spotted lady's-thumb, ady's thumb ,redshank |
学 名 | Persicaria maculosa Gray Polygonum persicaria L. Persicaria maculosa Gray subsp. hirticaulis (Danser) S.Ekman et T.Knutsson var. pubescens (Makino) Yonek. Persicaria maculosa Gray subsp. hirticaulis (Danser) S.Ekman et T.Knutsson Polygonum persicaria L. var. pubescens Makino |
花 期 | 4~8(10)月 |
高 さ | 30~60(100)㎝ |
生活型 | 1年草 |
生育場所 | 畑、水田の畔、荒地、道端 |
分 布 | 在来種 日本全土、朝鮮、中国、台湾、ロシア、インドネシア、ネパール、コーカサス、中央アジア |
撮 影 | 西尾市 12.6.29 |
ハルタデは花柄の腺毛の量、毛の量、毛の質、毛の幅にも変化がある。また、葉裏の腺点が明瞭なものと不明瞭なものがある。このうち、花が白色、腺点や腺毛が多く、サナエタデとよく似たものが見られる。特徴である花被には腺点がなく、痩果の基部が膨れるレンズ形は変わりない。近くの他のハルタデは果期に入りほとんど花が見られず、この株だけ草丈が高く、開花初期であり、果実はまだ色が薄い。
アメリカサナエタデ Persicaria pensylvanica も花被に腺点がないが、痩果の基部が膨れない両凹レンズ形。
アメリカサナエタデ Persicaria pensylvanica も花被に腺点がないが、痩果の基部が膨れない両凹レンズ形。