ハクサンカメバヒキオコシ 白山亀葉引き起こし
Flora of Mikawa
シソ科 Lamiaceae ヤマハッカ属属
学 名 | Isodon umbrosus (Maxim.) H.Hara var. hakusanensis (Kudo) K.Asano |
花 期 | 9~10月 |
高 さ | 50~150㎝ |
生活型 | 多年草 |
生育場所 | 山地の林内、林縁 |
分 布 | 在来種 本州((長野県~滋賀県) |
撮 影 | 長野県 11.8.24 |
カメバヒキオコシに似て、葉先が3裂するが、中央の裂片が太く、鋸歯がある。
茎は4稜形、下向きの短毛が生える。葉は対生し、長さ5~12㎝、の広卵形、鋭い鋸歯がある。葉先が3裂し、中央裂片が幅広く、鋸歯があり、先だけ細長く尖り、2段になる。葉柄は長く、根元にいくほど狭くなる翼がある。枝先に花穂を出し、唇形花を多数つける。花穂軸の苞葉は卵形。花柄には開出毛が密生する。花冠は青紫色、2唇形、上唇は4裂し、下唇はボート形。萼は2唇形、上唇は3裂、下唇は2裂し、萼歯は上側の萼歯が三角形で、下側の萼歯は短い。2n-24
カメバヒキオコシIsodon umbrosus var. leucanthus form. kameba は葉の中央裂片が細く、鋸歯がない。
タイリンヤマハッカIsodon umbrosus var. excisinflexus は本州(北陸~東北地方)の日本海側に分布する。カメバヒキオコシの葉に似て3裂するが、3裂しないことも多い。花冠が大きい。
茎は4稜形、下向きの短毛が生える。葉は対生し、長さ5~12㎝、の広卵形、鋭い鋸歯がある。葉先が3裂し、中央裂片が幅広く、鋸歯があり、先だけ細長く尖り、2段になる。葉柄は長く、根元にいくほど狭くなる翼がある。枝先に花穂を出し、唇形花を多数つける。花穂軸の苞葉は卵形。花柄には開出毛が密生する。花冠は青紫色、2唇形、上唇は4裂し、下唇はボート形。萼は2唇形、上唇は3裂、下唇は2裂し、萼歯は上側の萼歯が三角形で、下側の萼歯は短い。2n-24
カメバヒキオコシIsodon umbrosus var. leucanthus form. kameba は葉の中央裂片が細く、鋸歯がない。
タイリンヤマハッカIsodon umbrosus var. excisinflexus は本州(北陸~東北地方)の日本海側に分布する。カメバヒキオコシの葉に似て3裂するが、3裂しないことも多い。花冠が大きい。