ギンセカイ 銀世界

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Flora of Mikawa

サボテン科 Cactaceae ウチワサボテン属

別 名 オプンチア・レウコトリカ
中国名 棉花掌 mian hua zhang
英 名 Nopal Duraznillo , Aaron's Beard Prickly-pear
学 名 Opuntia leucotricha DC.
ギンセカイの葉芽
ギンセカイの蕾
ギンセカイの花
ギンセカイの花2
ギンセカイの花柱
ギンセカイの花後
ギンセカイ
ギンセカイ2
ギンセカイの刺
花 期 4~5月
高 さ 1~3(~4.5)m
生活型 低木又は小高木
生育場所 栽培種
分 布 外来種  メキシコ原産
撮 影 西尾市 21.8.20
ギンセカイ(銀世界)はサボテン科ウチワサボテン属の栽培種。春咲きであるが夏にも少しだけ花をつけていた。長く露地栽培されているが明瞭な幹は見られない。
 低木、直立し、高さ1~3(~4.5)m、明瞭な幹をもち、幹は長さ90㎝以下、直径15~30㎝。茎節(cladodes)は扁平、広倒卵形~ほぼ円形、長さ10~30㎝×幅7.5~20㎝、灰緑色~黄緑色、普通、灰緑色の微細な(ビロード状の)白色の毛がある(毛は長さ0.3~0.5mmm)。アレオール(areoles)は茎節の表面に30~80個つき、 0.9~2㎝離れ、褐色の羊毛状の毛と芒刺(glochids)で満たされる。刺は開出~下曲し、各アレオールに(1)2~6本(古い葉状枝では8~10(20)本、不規則に曲がる)、白色、糸状、しなやかな、長さ1.5~4㎝×基部の幅約0.2mm。花は直径約5㎝。内花被片(petaloids)は広がり、黄色、倒卵状くさび形、微突形、小歯がある。雄しべは黄色、花糸は白色。花柱はピンク色~赤色。柱頭は緑色。花托筒はこま形。果実は樽形、長さと幅は2.5~3.5(~6)㎝、肉質、アレオールが約35~47個あり、微細な毛があり、刺が各アレオール0~小数、帯薄黄色~帯赤色(紫色)。種子は長さ3~4mm。花期は4~5月。2n=44。opuntia_stenopetala opuntia_stenopetala