ギンレイカ 銀鈴花
Flora of Mikawa
サクラソウ科 Primulaceae オカトラノオ属
別 名 | ミヤマタゴボウ |
学 名 | Lysimachia acroadenia Maxim. |
花 期 | 6~7月 |
高 さ | 30~60㎝ |
生活型 | 多年草 |
生育場所 | 林内、林縁 |
分 布 | 在来種 本州、四国、九州、朝鮮 |
撮 影 | 田原市 14.6.9(花) 静岡県 14.8.29(種子) |
ギンレイカはサクラソウ科オカトラノオ属の多年草。
高さ30~60㎝。茎は4稜形、直立し、分枝する。葉は互生し、長さ5 ~10㎝、幅1 ~3㎝の長楕円形、先が尖り、基部は楔形、翼のある長い葉柄へと続く。葉裏には淡紫色の斑点が多数ある。茎頂、枝先に長さ10~25㎝の総状花序を直立し、花を多数つける。花は長さ5~6㎜、筒状。花冠は白く、紫色を帯び、先は5裂し、裂片は円く、あまり開かない。萼は5裂し、裂片は被針形、腺毛がまばらにある。花柄にも腺毛がある。雌しべ1個。雄しべ5個、花冠からやや突き出る程度。果実は直径4~5㎜の球形、花柱が残る。種子は暗褐色、長さ約1㎜の3稜形。花期は6~7月。
シマギンレイカ Lysimachia decurrens は日本(奄美群島、沖縄島、石垣島、西表島 )、中国、台湾、インド、ネパール、ブータン、ミャンマー、バングラデシュ、ラオス、タイ、ベトナム、フィリピン、インドネシア(ジャワ、小スンダ列島、スラウェシ島)、ニューカレドニア、バヌアツに分布する。よく似ているが、花冠の長さ2.5~4㎜、雄しべが花冠から長く突き出る。ギンレイカと混同されていたことがある。
高さ30~60㎝。茎は4稜形、直立し、分枝する。葉は互生し、長さ5 ~10㎝、幅1 ~3㎝の長楕円形、先が尖り、基部は楔形、翼のある長い葉柄へと続く。葉裏には淡紫色の斑点が多数ある。茎頂、枝先に長さ10~25㎝の総状花序を直立し、花を多数つける。花は長さ5~6㎜、筒状。花冠は白く、紫色を帯び、先は5裂し、裂片は円く、あまり開かない。萼は5裂し、裂片は被針形、腺毛がまばらにある。花柄にも腺毛がある。雌しべ1個。雄しべ5個、花冠からやや突き出る程度。果実は直径4~5㎜の球形、花柱が残る。種子は暗褐色、長さ約1㎜の3稜形。花期は6~7月。
シマギンレイカ Lysimachia decurrens は日本(奄美群島、沖縄島、石垣島、西表島 )、中国、台湾、インド、ネパール、ブータン、ミャンマー、バングラデシュ、ラオス、タイ、ベトナム、フィリピン、インドネシア(ジャワ、小スンダ列島、スラウェシ島)、ニューカレドニア、バヌアツに分布する。よく似ているが、花冠の長さ2.5~4㎜、雄しべが花冠から長く突き出る。ギンレイカと混同されていたことがある。