ギンパイソウ 銀盃草

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Flora of Mikawa

ナス科 Solanaceae アマモドキ属

英 名 white cup, water neirembergia
学 名 Nierembergia repens Ruiz et Pav.
Nierembergia rivularis L.
ギンパイソウの花
ギンパイソウの雄しべと雌しべ
ギンパイソウの花冠の筒部と萼
ギンパイソウ
花 期 6~9月
高 さ 地を這う
生活型 多年草
生育場所 園芸植物、日当たりのよい場所
分 布 帰化種  南アメリカ原産
撮 影 鳳来寺山 02.7.14
ギンパイソウはナス科アマモドキ属の栽培種。強くてよく増えるため、花壇に植えられる。鳳来寺山の山頂付近の境内に植えられていた。
  多年草。茎は地を這い、節から発根してマット状に広がる。葉は基部が葉柄へと続き、長さ3~5㎝のへら形。葉腋に花を1個、上向きにつける。花冠は花柄のような細長い筒部があり、先は盃(カップ)形に広がる。花冠の盃部は直径2.5~4㎝、白色ときに淡青色や淡紅色を帯び、浅く5裂してしわがあり、盃の基部に黄色の班紋がある。雄しべは花冠筒部の先に5個、うち1個は仮雄しべ、花柱を取り囲んでつく。萼は先が5裂し、花柄はほとんど無い。蒴果は2室。花期は6~9月。2n=16。
 アマダマシ Nierembergia scoparia (Nierembergia frutescensr) は別名アマモドキともいわれる。草丈が30~75㎝と高く、低木状。花が淡青色。葉が細かく切れ込み、線形~さじ形。
 カップフラワー Nierembergia coerulea (Nierembergia hippomanica) は草丈がやや高くなり、葉が羽状複葉、小葉が線形。花もやや小さい。