フジバカマ 藤袴

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Flora of Mikawa

キク科 Compositae フジバカマ属

中国名 白头婆 bai tou po
英 名 fragrant eupatorium
学 名 Eupatorium japonicum Thunb.
Eupatorium fortunei Turcz
フジバカマ花
フジバカマ葉
フジバカマ
花 期 8~9月
高 さ 100~150㎝
生活型 多年草
生育場所 やや湿ったところ
分 布 帰化種 中国原産 中国、朝鮮、日本、ベトナム
撮 影 新城市   04.10.2
秋の七草の1つで、奈良時代に中国から渡来したといわれ、関東地方以西に分布している。自生のものはほとんどなく、栽培種がほとんどである。
 根茎が地下を長く横に這って広がる。葉は対生し、3深裂し、頂葉片は長さ8~13s㎝の長楕円形、鋸歯縁。ただし、茎上部の葉はほとんど3深裂しない。葉表は普通、光沢があり、葉の両面とも腺点はない。総苞は長さ7~8㎜。総苞片は円頭、2~3列。花は筒状花のみ。栽培種は藤色だが、野生のものはほとんど白色である。痩果は長さ約3㎜。
 ヒヨドリバナは葉が普通3裂しないが、3裂する場合もまれにある。中央の写真のものは葉がフジバカマと同じであるが、ヒヨドリバナの変化であるかもしれない。右側の写真は栽培種。