アマヅル 甘蔓

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Flora of Mikawa

ブドウ科 Vitaceae ブドウ属

別 名 オトコブドウ
学 名 Vitis saccharifera Makino
アマヅルの若芽
アマヅルの蕾
アマヅルの葉表
アマヅルの鋸歯
アマヅルの蔓の基部
アマヅル
アマヅル葉の表裏
アマヅル枝先の葉表
アマヅル枝先の葉裏
アマヅル葉の鋸歯
花 期 5~6月 (果期 10月) 高 さ つる性 生活型 落葉性木 生育場所 山地の林縁 分 布 在来種(日本固有種)  本州(東海地方以西)、四国、九州 撮 影 蒲郡市柏原町   05.5.14
芽どきには赤く、秋には紅葉し、落葉する。巻きひげは葉に対生してつく。葉は互生し、長さ4~9㎝、幅4~7㎝の三角状卵形~長三角状卵形、先は尖り、基部は切形~浅い心形。葉形が長いものも混ざり、枝先では三角形に近いことが多い。葉の縁は波状の浅い鋸歯。葉の両面に光沢があるのが特徴。葉柄は長さ1.5~2(4)㎝。雌雄異株。長さ4~6㎝の円錐花序を葉と対生につけ、黄緑色の小さな花をつける。蕾はほぼ球形。花弁は5個、先がゆるく癒合し、開花と同時に帽子が取れるように落ちる。萼は浅い杯状。果実は直径約6㎜の球形の液果。黒く熟すと、甘くて美味。
 サンカクヅルは葉の鋸歯が凹波状の歯牙になる。葉の両面に光沢がない。