アキチョウジ 秋丁字
Flora of Mikawa
シソ科 Lamiaceae ヤマハッカ属
中国名 |
长管香茶菜 chang guan xiang cha cai |
英 名 | trumpet spurflower |
学 名 | Isodon longitubus Kudo synonym Plectranthus longitubus Miq. synonym Rabdosia longituba(Miq.)Hara |
花 期 | 8~10月 |
高 さ | 50~90㎝ |
生活型 | 多年草 |
生育場所 | 山野の木陰 |
分 布 | 在来種 本州(愛知県以西)、四国、九州、中国(安徽省、浙江省) |
撮 影 | 五井山 01.10.27 猿投山 17.10.04 |
愛知県以西に分布し、三河が分布の境界にあたり、五井山(御津町)でもわずかに見られる。豊田市の猿投山(三河西部)ではアキチョウジが見られ、東奥三河ではセキヤノアキチョウジがよく目につく。
多年草、高さ1m以下。茎は4稜形、斜上し、帯紫色(林下では緑色のものも多い)、密に下向きの毛があり、基部で分枝し、不規則な草型になる。葉は対生し、葉柄は長さ(0.2~)0.5~2㎝、密に毛がある。葉身は披針状卵形~卵形、長さ3.5~12㎝、幅2~4㎝、紙質、葉の上面はオリーブ緑色、脈に毛又は小さな剛毛がある。葉の下面は緑紫色~淡緑色、密に脈上に毛があり、まばらに金色の腺点がある。葉の基部は楔形~楔状沿下し、縁は基部を除き、鋸歯縁、先は短く尖鋭形。側脈は3~4対、上向き。円錐花序は長さ10~20㎝、頂生及び腋生。集散花序は花を1~3(~5)個つけ、花序柄があり、細かい毛がある。上部の花序の葉(floral leaves)は類無柄、苞状、全縁。小苞は線形、細かい毛がある。萼は鐘形、長さ4~6㎜以下、帯紫色、外側の脈や縁に細かい毛があり、腺点もある。先は萼の中間まで切れ込む2唇形、上唇は反り返り、3個の先が尖った三角形の短い歯がある。下唇には2個の卵状三角形の先が尖った歯がある。萼は果時に長さ6㎜以下、脈が目立つ。花冠は紫青色、長さ2㎝以下、外面は微軟毛があり、花冠筒部は拡大部の長さの約3倍。雄しべは突き出ない。小堅果は暗褐色、扁球形、幅約1.5㎜。花期は6~10月。果期は10月。
多年草、高さ1m以下。茎は4稜形、斜上し、帯紫色(林下では緑色のものも多い)、密に下向きの毛があり、基部で分枝し、不規則な草型になる。葉は対生し、葉柄は長さ(0.2~)0.5~2㎝、密に毛がある。葉身は披針状卵形~卵形、長さ3.5~12㎝、幅2~4㎝、紙質、葉の上面はオリーブ緑色、脈に毛又は小さな剛毛がある。葉の下面は緑紫色~淡緑色、密に脈上に毛があり、まばらに金色の腺点がある。葉の基部は楔形~楔状沿下し、縁は基部を除き、鋸歯縁、先は短く尖鋭形。側脈は3~4対、上向き。円錐花序は長さ10~20㎝、頂生及び腋生。集散花序は花を1~3(~5)個つけ、花序柄があり、細かい毛がある。上部の花序の葉(floral leaves)は類無柄、苞状、全縁。小苞は線形、細かい毛がある。萼は鐘形、長さ4~6㎜以下、帯紫色、外側の脈や縁に細かい毛があり、腺点もある。先は萼の中間まで切れ込む2唇形、上唇は反り返り、3個の先が尖った三角形の短い歯がある。下唇には2個の卵状三角形の先が尖った歯がある。萼は果時に長さ6㎜以下、脈が目立つ。花冠は紫青色、長さ2㎝以下、外面は微軟毛があり、花冠筒部は拡大部の長さの約3倍。雄しべは突き出ない。小堅果は暗褐色、扁球形、幅約1.5㎜。花期は6~10月。果期は10月。