ミツガシワ科 Menyanthaceae

分類 被子植物(angiosperm)-コア真正双子葉類(Core eudicots)-キク上群(Superasterids)-キキョウ類(campanulids)-キク目(Asterales)
分布 世界には約5属約60種が分布し、日本にはミツガシワ属、アサザ属、イワイチョウ属の3属5種(アサザ、ガガブタ、ヒメシロアサザ、イワイチョウ、ミツガシワ)が自生する。
【ミツガシワ科の属】
Liparophyllum、Menyanthes(ミツガシワ属)、Nephrophyllidium(イワイチョウ属)、Nymphoides(アサザ属 )、[Ornduffia(Villarsiaに含める見解もある)]、Villarsia
特徴 多年草(又は1年草)。水生又はほぼ水生。葉は互生まれに対生、単葉、又は3小葉、托葉は無い。花は(4)5数性。萼片は分離又は統合。花冠裂片は統合、蕾では敷石状。雄しべは5個、分離、花弁に互生。子房は上位。花粉粒は左右相称に圧縮され、ほぼ三稜形で3開口部をもつ。種子は少数~多数、ときに翼がある。胚乳は豊富。
栽培  水生の多年草。苦味成分を含んで、薬用として用いられる種も多い。
アサザ属 アサザ Nymphoides peltata ((S.G. Gmel.) Kuntze
イワイチョウ属 イワイチョウ Nephrophyllidium crista-galli (Menzies ex Hook.) Gilg subsp. japonicum (Franch.) Yonek. et H.Ohashi