ヤマハゼ  山黄櫨
[別名] ハゼ
[中国名] 木蜡树 mu la shu
[学名] Toxicodendron sylvestre (Siebold et Zucc.) Kuntze
Rhus sylvestris Sieb. et Zucc.
ウルシ科 Anacardiaceae  ウルシ属
三河の植物観察
ヤマハゼの芽
ヤマハゼの花
ヤマハゼ葉軸
ヤマハゼ果実
ヤマハゼ冬芽
ヤマハゼの幹
ヤマハゼ
ヤマハゼ葉
ヤマハゼの紅葉
ヤマハゼ落ちた果実
 ウルシと同じウルシオールを樹液に含むため、かぶれに弱い人は葉にさわったり、近づきすぎないよう注意が必要。
 樹皮は灰白~灰褐色、丸い皮目があり、老木は縦長に裂ける。若葉の裏や芽に赤褐色の長毛が密生する。葉は互生し、小葉が4~6対の奇数羽状複葉。小葉は毛があり、側脈の数が多く、明瞭で、側脈と主脈との角度が大きく、卵形~卵状長楕円形、葉先が尖る。縁は全縁で、幼木には鋸歯が出ることがある。雌雄異株。花は小さな黄緑色で、花弁は5個。果実は直径約7㎜の扁球形、無毛、平滑で、黄褐色に熟す。外果皮に包まれたまま果実が落ちる。核は黄褐色、冬に落葉の間に露出した核(種子)が落ちているのもよく見られる。冬芽は毛が密生する。
 ハゼノキは全体に毛が少なく、ほぼ無毛。小葉が垂れ下がり、小葉の幅が狭く、先が長く尖る。葉裏の側脈がヤマハゼやヤマウルシほど明瞭でない。果実はヤマハゼに似る。冬芽は無毛。
 ヤマウルシは葉軸が赤褐色を帯び、葉の幅が広く、幹に近い小葉が小さい。葉の側脈の数が少なく、側脈と主脈との角度がやや小さい。果実に刺毛が密生し、黄褐色に熟す。外果皮ははがれやすく、縦筋のある白色の中果皮が見えるようになる。冬芽は毛が密生する。
[花期] 5~6月
[樹高] 5~8m
[生活型] 落葉小高木
[生育場所] 山地、丘陵
[分布] 在来種  本州(関東地方以西)、四国、九州、朝鮮、中国
[撮影] 御津町  05.6.30
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