ヤブカンゾウ  藪萓草
[別名] オニカンゾウ
[中国名] 长瓣萱草 chang ban xuan cao
重瓣萱草 zhong ban xuan cao
[英名] common yellow day-lily , daylily
[学名] Hemerocallis fulva L. var. kwanso Regel.
ツルボラン科  Asphodelaceae  ワスレグサ属
三河の植物観察
ヤブカンゾウ蕾
ヤブカンゾウの花
ヤブカンゾウの花冠筒部
ヤブカンゾウの葉
ヤブカンゾウ
ヤブカンゾウ花
 若葉は食用になり、丈夫で育てやすく、庭によく植えられている。3倍体であるため、種子はできない。ヤブカンゾウは日本ではなぜか中国原産といわれ、中国では逆に日本、朝鮮が原産ではないかといわれている。ヤブカンゾウは中国には自生せず、母種のホンカンゾウ が自生する。ススキノキ科は旧ユリ科から分割された。APGⅣ(2016年)でススキノキ科(Xanthorrhoeaceae)からツルボラン科 (Asphodelaceae) に改められた。
 根は紡錘状に膨らむ。葉は長さ40~60㎝、幅2~5㎝。花は直径約8㎝。花冠の筒部が長さ約2㎝と短く、花被片は2重、長さ約7㎝。雄しべと雌しべが弁化して、八重になるのが特徴。小花柄は長さ6~10㎜。2n=33
 ホンカンゾウは中国に自生する母種の var. fulva。中国名は萱草 xuan cao といい、花は一重である。花冠の筒部が短く、長さ2~3㎝。3倍体2n=33。
 ノカンゾウは花が一重、葉が細く、やや湿った場所を好む。花冠の筒部が細く長さ3~4㎝と長い。2n=22。
 ハマカンゾウも花が一重、ノカンゾウとよく似ている。葉の質が厚く、冬にも枯れないで残る。2n=22。
[花期] 7~8月
[草丈] 80~100㎝
[生活型] 多年草
[生育場所] 道端、土手、草地
[分布] 在来種 北海道、本州、四国、九州、朝鮮、日本
[撮影] 幸田町 広田川河畔   03.7.6
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