ウリカワ 瓜皮

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Flora of Mikawa

オモダカ科 Alismataceae オモダカ属

中国名 矮慈姑 ai ci gu
英 名 dwarf arrowhead, pygmy arrowhead
学 名 Sagittaria pygmaea Miq.
ウリカワ花序
ウリカワ雄花
ウリカワ葉
ウリカワ
花 期 7~9月
高 さ 10~30㎝
生活型 多年草
生育場所 水田、沼、湿地
分 布 在来種 本州(福島県以西)、四国、九州、沖縄、朝鮮、中国、台湾、タイ、ベトナム
撮 影 吉良町  07.9.23
水田でよく見られる雑草。和名は葉の形がむいた瓜の皮に似ていることから。
 地中に白色の長い匐枝を出し、その先端に塊茎をつけて増える。葉はすべて根元につき、長さ8~16㎝、幅4~8㎝の線形。雌雄同株、単性花。花は1~2段に輪生する。雄花は数個つき、有柄。雌花は1個、まれに2個つき、無柄。上段の花輪には雌花はつかない。花の直径は約2㎝。花弁は白色、3個。萼片は緑色、3個。雄花の雄しべ12~14個。雌花の雌しべは多数。痩果は長さ3~5㎜、幅3~3.5㎜、扁平、不規則に裂けた翼がある。2n=22
 オモダカの葉は柄が長く、下の2個の側裂片が長く尖った三角状矢じり形。
 ヘラオモダカはサジオモダカ属であり、両性花。