チョウセンキンミズヒキ  朝鮮金水引
[別名] トカチキンミズヒキ
[中国名] 托叶龙芽草 tuo ye long ya cao
[学名] Agrimonia coreana Nakai.
バラ科 Rosaceae  キンミズヒキ属
三河の植物観察
チョウセンキンミズヒキの花序
チョウセンキンミズヒキの花
チョウセンキンミズヒキの果実
チョウセンキンミズヒキの萼筒の短毛と腺点
チョウセンキンミズヒキの茎
チョウセンキンミズヒキの托葉
チョウセンキンミズヒキ
チョウセンキンミズヒキ葉
チョウセンキンミズヒキとキンミズヒキの果実
チョウセンキンミズヒキとキンミズヒキの果実2
 環境省の絶滅危惧II類(VU)に指定されており、キンミズヒキやヒメキンミズヒキほど多くない。
 茎はやや細く、毛が多く、分枝が少ない。葉は奇数羽状複葉。小葉は3~5個、丸みのある菱状卵形。葉縁に鈍鋸歯があり、裏面に長軟毛と小さな腺点がある。托葉は幅がひろく大きい。花はやや大きく、直径7~15㎜。花弁は黄色、楕円形で、円頭。雄しべは12~28個(写真は18個)。花は花序にまばらにつくことが多いようだが写真のものは密に花がついている。果期には萼筒が発達し、長さ約3㎜、萼筒には明瞭な縦肋があり、口部の境に隙間がほとんどなく、横肋が不明瞭。萼筒には長毛が散生し、短毛と白色の小さな腺点が密にある。萼の中央の盛り上がりが大きく、腺点が少ない2n=28。
 キンミズヒキヒメキンミズヒキより花期が早く、7月から咲き始めるともいわれている。近くにキンミズヒキの花も見られた。チョウセンキンミズヒキの特徴は花が大きく、雄しべの数が多く、葉が丸く、托葉が大きいことである。キンミズヒキ属のものは葉形などが変化することも多く、雄しべの数も含めて全体を確認しないと誤認しやすい。
[果期] 7~9月
[草丈] 40~80㎝
[生活型] 多年草
[生育場所] 山地の草地、林縁
[分布] 在来種  北海道、本州、四国、九州、朝鮮、中国、ロシア
[撮影] 豊田市(旧稲武町) 12.9.7
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