ソメイヨシノ  染井吉野
[中国名] 东京樱花 dong jing ying hua
[学名] Cerasus × yedoensis (Matsum.) A.V.Vassil. 'Somei-yoshino'
Prunus × yedoensis (Matsum.) A.V.Vassil. 'Somei-yoshino'
バラ科 Rosaceae  サクラ属
三河の植物観察
ソメイヨシノ花
ソメイヨシノの花2
ソメイヨシノの萼
ソメイヨシノの蕾
ソメイヨシノの果実
ソメイヨシノの落ちた果実と中の種子
ソメイヨシノの幹
ソメイヨシノ
ソメイヨシノの花序
ソメイヨシノ萼片の鋸歯
ソメイヨシノ葉
ソメイヨシノ葉縁の鋸歯
 ソメイヨシノはエドヒガンオオシマザクラとの交雑種と考えられている園芸品種である。江戸末期に江戸染井村の植木屋が吉野桜と名づけて売り出したものである。吉野は桜の名所の地名からとったもので、その後、山桜などと混同しないよう染井をつけてソメイヨシノと呼ぶようになった。現在では単にサクラというとこのソメイヨシノのことを指すほど日本中に植えられている。
 幹は暗灰色、濃褐色の皮目が横に並ぶ。葉は互生し、長さ8~12㎝の広卵状楕円形、重鋸歯縁ときに単鋸歯も混じる。葉の表面は無毛、裏面は毛が散生する。葉柄は長さ2~3㎝、有毛。蜜腺は葉柄の上部又は葉身の基部につく。花は大きく直径約4㎝、淡紅色、葉の展開より前に開花する。花弁の先端に切れ込みがあり、散り際になると花弁の基部がやや濃くなる。萼は毛が多く、萼筒は壺形。萼片は披針形、縁に鋸歯がある。花序の柄はほとんどなく、花柄(小花柄)は長さ2~2.5㎝、有毛。結実は少ない。核果は直径約1㎝の球形、黒紫色に熟す。
 エドヒガン系の園芸品種には学名はCerasus yedoensis と江戸の名がつけられている。実生から得られた品種もあり、アメリカ、ミシマザクラ、ソトオリヒメ、タマナワザクラなどである。
 エドヒガンとオオシマザクラなどとの交配で生れたエドヒガン群の品種はイズヨシノ(伊豆吉野) ‘Izu-yoshino’、アマギヨシノ(天城吉野)'Amagi-yoshino' 、ミカドヨシノ(御帝吉野)'Mikado-Yoshino'、モリオカシダレなどであり、モリオカシダレ(盛岡枝垂) ‘Morioka-pendula‘は岩手県盛岡市の龍谷寺にある天然記念物。
[花期] 3月~4月
[樹高] 10~15m
[生活型] 落葉高木
[生育場所] 公園、庭
[分布] 園芸品種
[撮影] 蒲郡市   12.4.5
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